第2017回例会報告[2018年7月13日(金)]

会長の時間

辻林一郎 会長

平成最悪の西日本を中心にした記録的集中豪雨災害にてお亡くなりになられました方々に心からお悔やみ申し上げますとともに、被害を受けられました方々に心からお見舞い申し上げます。そして、行方不明の方々のご無事を祈るばかりです。

昨年10月の岸和田市大沢町での台風21号の影響による被害の記憶が呼び戻されます。2011年(平成23年)の紀伊水害、2014年(平成26年)の広島土砂災害など、日本が熱帯の国になったかのような集中豪雨が、度々起こることが気掛かりです。

本日例会終了後、臨時理事会を開催し、地区から依頼の「平成30年7月豪雨」義捐金について協議させていただきます。

また、私の仕事で所属する大阪土地家屋調査士会におきましては、6月18日に発生した大阪府北部地震による罹災建物の被害認定調査業務を枚方市、高槻市、茨木市、大阪市から要請を受け、所属会員に対して協力募集が行われている状況です。

報告としまして、第1回岸和田3RC会長幹事会が、岸和田ロータリークラブのホストで8月25日に開催される予定となっています。

さて、クラブ会長は、例会で5分間程度の「会長の時間」をもち、クラブ活動やロータリー全般に関わる情報を提供することが奨励されています。

ロータリークラブにおける「会長の時間」は、会長にとっても、また会員にとっても、毎週のクラブ活動の状況を知るうえで大変貴重な時間ですので、次のことが言われています。

・会長は、テレビや新聞に出てくる政治や経済問題、或いは自分の趣味の話題はできるだけ別の機会に話すようにし、クラブや会員の活動についての話題や情報を中心に行います。

・会長は、「会長の時間」が会員のクラブ活動への参画意識と意欲が高まる機会になるように努めます。

(ロータリー百科事典引用)

本日は、卓話にて五大奉仕部門の活動方針について、各部門委員長から詳細に述べていただきます。時間が許すようでしたら質問などしていただければと思います。よろしくお願いいたします。

卓話

「五大奉仕部門活動方針」

クラブ奉仕部門 山本新一郎委員長

クラブ奉仕部門 山本新一郎委員長

クラブ奉仕委員会は、ご存知の通りクラブ内での活動を円滑に進めるための委員会で、会員組織委員会、ロータリー情報規定委員会、例会運営委員会、親睦活動委員会、広報委員会の5つの委員会の各委員長が所属しています。

今年度の会員組織委員会の委員長は、岩出正次会員で、昨年度に続いて増強に力を入れていただき、5名の入会を目標としてプロジェクトチームを組織して活動を予定しているそうです。

ロータリー情報・規定委員会の委員長は、加藤寿昭会員です。地区の問題も落ち着きを取り戻し、さらに当クラブはガバナー排出に向けて、今年度は地区とよりスムースな情報交換を行いながら良好な関係をつくり上げていただきたいと思います。

例会運営委員会の委員長は、小田一法会員です。例会の出席率の向上に向けて活動をしていますが、当クラブは言うまでもなく出席率におきましても高いレベルにありますので、今年度もそのレベルを維持できるように活動をしていただきたいと思います。

親睦活動委員会の委員長は、竹本雅彦会員です。来週に迫った納涼例会、および12月22日に予定していますクリスマス家族例会、そして来年4月14日に予定しています野外例会が恒例の行事ですが、それ以外に職業奉仕委員会との合同事業も予定しているということです。今年の親睦委員会は、昨年度入会していただいた若い会員がたくさん所属してくれているので、その意味でも斬新な活動を期待したいところです。

広報委員会の委員長は畑田率達会員です。この委員会の今年度の活動方針は具体的に5つ挙げていただいています。①ホームページの作成、➁ロータリーを知ってもらうロータリーデイの開催、③ロータリーの公共イメージ向上のために、メディアを通じて啓蒙する。➃マスコミとの良好な関係を構築する。⑤ロータリーの友に投稿するための勉強会を開く。というものです。いずれも魅力的な活動ですが、なかでも特にホームページの作り直しは、前幹事の上林会員のときに大幅に改革しようということで動き出している企画ですので、是非とも進めて欲しいと思います。

クラブ奉仕委員長の私としては、少しでもそれぞれの委員会の活動のお手伝いをさせて戴きながら、各委員会相互のパイプ役を務めさせていただきたいと思っています。

 

 職業奉仕部門 岡本平仁委員長

奉仕を志す組織・団体において、ロータリークラブの特徴を1つあげるなら、職業奉仕の精神があることだと思っております。

自分の生業である職業と世の中のためになる奉仕とは、一見するとかけ離れているように思えるところですが、ロータリー精神から生み出された4つのテストを実践することで、職業と奉仕が見事に融合し、今のロータリーの発展に寄与してきたと思います。

そして、本年度の職業奉仕委員会としましては、次の3つを基本に活動をして行きたいと思っております。

1:中学生の職場体験への協力

2:親睦活動委員会と協力して職業奉仕の実践

3:職業奉仕と決議23-34について考える機会をもつ

職業奉仕を見つめ直す一年としたいと考えております。

一年間どうか宜しくお願い致します。

 

 社会奉仕部門 横田昌也委員長

地域社会奉仕委員会をはじめ、各委員会と協力して、地元での奉仕活動を行なっていきたいと思っています。また、地区で協力して行なっている、書き損じはがきや薬物依存対策にも参加していきたいと思います。

岸和田という地域は発展の可能性もありながら、様々な問題や歪みも抱えています。そういった問題にできることからコツコツと関わっていきたいと思います。

 

 国際奉仕部門 米本直樹委員長

国際奉仕部門には4つの委員会があります。国際奉仕委員会(大石副委員長、上田委員、山口委員、米本で構成)、国際交流委員会、ロータリー財団委員会、米山記念奨学委員会です。五大奉仕部門の一つでもあります。国際奉仕部門の各委員会は、国際理解、親善、平和を推進するための奉仕プロジェクトを立案しています。

 

国際交流委員会(姉妹クラブ・世界社会奉仕を担当):この委員会は奉仕事業実行委員会となります。大石委員長におかれましては地区補助金事業(申請中)を利用し、姉妹クラブ、フィリピン・イントラムロスRCの協力でルソン島の山間部に居住する先住民の子供達の識字率向上を図る目的でICT(情報とコミュニケーション技術)の導入を考えておられます。ロータリー財団への申請が認可されれば9月~10月にかけて補助金が交付される予定です。

予算として 地区補助金申請額、クラブ拠出額 675,800円で、

(地区3分の2,クラブ3分の1)の負担割合です。

 

ロータリー財団委員会:上田委員長は今年度も年次寄付会員一人あたり200ドル以上、ポリオ・プラス寄付10ドル以上をお願いされています。

皆様からのご寄付は世界各地での奉仕活動に役だっています。発展途上国にきれいな水をもたらし、平和活動に携わる人材育成にそしてポリオ撲滅活動におきましても予防接種活動を通じて発症数を世界で99.9%減少させています。

そして地区補助金の活用も考えられています。尚、地区補助金は今年度末、5月~6月にかけて地区へ地区補助金(DDFと呼称)を申請し、次年度にこの補助金が交付されることになっています。今年度も当クラブは補助金の申請資格があります。

 

米山記念奨学委員会:米山記念奨学会は、民間での国際親善を理念とした日本全国区のロータリアンの寄付を財源として奨学金を支給し支援する国際奨学事業です。山口委員長におかれましては地区寄付目標として一人あたり普通寄付金6、000円、特別寄付金9、000円合計15、000円のご寄付をお願いしておられます。本年も奨学生の受け入れはございませんが、この活動をご理解戴きまして、ご寄付を宜しくお願い致します。

 

国際奉仕委員会は来年2019年6月1日~5日にかけてドイツ・ハンブルグにて開催される国際大会に向けて、参加すべく企画を準備しています。6泊8日の行程で国際大会が開催される街、ドイツ北部ハンブルグ、ベルリン、マイセン・ドレスデン、ライプツィヒ、ワイマールの旧東ドイツの街を探訪する予定です。企画が整い次第皆様へご案内させて戴きます。

 

国際と言われますと語学が伴いますが、最近スマホの翻訳ソフトの充実で、相手方と十分に意思の疎通が出来ます。今年度姉妹クラブのクラブ会長様はサウス・サンフランシスコRCがマテオ・リゾ氏、イントラムロスRCはアニー・ガラルド氏で両氏は当クラブ創立40周年記念式典には出席されています。

 

 青少年奉仕部門 坂東桂子委員長

 昨年に引き続き岸和田高校こどもクッキングへの支援、市内の子ども食堂への支援を行います。それぞれの取り組みで、会員の参加、見学を計画中です。青少年の未来を明るくするための啓発を考えています。寺田美昭副委員長と頑張りますので、どうぞご協力よろしくお願い申し上げます。

 

トピック

岸和田警察署より感謝状をいただきました。