「会長退任挨拶」 池内清一郎 会長
「会長を終えるにあたって」
今年度のRI会長のテーマは「ロータリー:変化をもたらす」であり、2640地区岡本ガバナーの指針「ロータリーの原点を再確認し、2640地区の新たな飛躍を」であり、私のテーマは「ロータリーのプレゼンスを高めよう」で今年度が始まりました。
私は、「ロータリーのプレゼンスを高めよう」のテーマに3つの意味を込めました。
一つ目は、各会員の皆さんの中にロータリーの存在感を高めてもらおうということです。そのためには、クラブの活性化、会員増強、例会を楽しくする、全員が参加できる例会を心がけました。親睦も、納涼例会、クリスマス例会、旅行など楽しい企画をしていただきました。
昨年7月7日38名の会員で出発しましたところ、今日で45名の会員となりました。出発時平均年齢が68.2歳であったのが、60.93歳となりました。いい年齢構成に近づいたのかと思います。
ベテランの会員は、奉仕をすることによる喜びが生き甲斐に繋がり、長生きができるという話を聞いたことがあります。中堅の会員は、仕事に奉仕に中心的な役割を担っていただかなければなりません。若手の会員は皆さんとの親睦を図り、いろいろ学んでいただければと思います。ベテラン、中堅、若手が一体となり楽しいクラブの伝統を引き継いでいければと思います。
二つ目は、この地域においてロータリーの存在感を高めたいという事ですが、子ども食堂へのテーブルの寄付、岸高こどもクッキングの協力、オレオレ詐欺のチラシ協力など一定に存在感を示すことができたのかなと思います。
三つ目は、国際社会におけるロータリーの存在感を高めることですが、しばらく途絶えていたフィリピンイントラムロスRCへの協力事業として学校環境改善事業に取り組むことが出来、原住民の子どもたちに喜んでいただきました。そして、サウスサンフランシスコRCとの青少年交換事業に取り組み、子どもたちの成長に寄与することができました。
このように私が考えていたことの多くが実現できました。これも皆さんのご協力、ご支援のお陰であります。本当に有り難うございました。
また、気まま私を支えていただいた上林幹事にはどれだけお礼を申しあげても足りません。本当に有り難うございました。
「幹事退任挨拶」 上林史和 幹事
皆様のご協力を持ちまして本年度を無事に終えることができました、厚くお礼を申し上げます。
会長のテーマ「ロータリーのプレゼンスを高めよう」を幹事の立場で「できるだけ参加していただけるように」と置き換え、会員の皆様に積極的に参加していただける魅力ある行事作り、環境作りを各委員会の皆さんと心がけました。おかげさまで数多くの奉仕活動や親睦活動が実施され、それぞれの会員がそれぞれの方法でクラブ活動に参画いただけたと喜んでおります。またご家族の皆様にも多数のご参加をいただきました。会員増強についてはおかげさまで大きな成果を上げることができ大変うれしく思います。本年度を終え 私たちのクラブは、経験豊富なベテラン会員の皆様方、私たち中堅、そして新しい会員と、バランスのとれた、将来を見通すことのできるさらに活発なクラブへとなりつつあるのではないでしょうか。
また次年度以降を見据えホームページのリニューアルも実施いたしました。ホームページを対外的な情報発信メディアと位置づけ、トピックスのビジュアル化を行いました。またリニューアルによりまして、いままで外注しておりました毎回の更新を内製化し、経費の削減を見込みます。
池内会長はじめ理事役員の皆様、各委員長、事務局の佐藤様にはクラブの運営に大変ご尽力いただきました。そしてすべての会員の皆様、一年間どうもありがとうございました。
クラブ奉仕部門委員会 辻林一郎 委員長
クラブ奉仕部門であるクラブ奉仕委員会は、クラブ奉仕の特定の分野を担当する5委員会に分掌されています。
各委員会の今年度の活動について、代表して報告させていただきます。
① 会員組織委員会(委員長:寺田会員)
特に会員増強に力を入れ、会員増強プロジェクトチームを組織して候補者の発掘を目指し、再入会員・新入会員8名の入会という実績を残しました。クラブの活性化は、やはり会員の増強にあるということを再認識しました。
② ロータリー情報・規定委員会(委員長 〆野会員)
会員全員に、ロータリーについての「ロータリー3分間スピーチ」をお願いしました。また、「今日からロータリアン」という冊子を全員に配布し、新入会員のオリエンテーションにも活用させていただきました。
③ 例会運営委員会(委員長 山口会員)
ロータリーの活動の基本は例会出席からということで、100%出席をお願いしましたところ、当日例会出席率100%、修正後の出席率100%を多く達成することができました。また、第2000回記念例会を挙行し、新たな歩みを確認することもできました。
④ 親睦活動委員会(委員長 和田会員)
納涼家族例会、大相撲岸和田場所と夕食会、クリスマス家族例会、新入会員歓迎会、野外例会、熊本方面への親睦旅行を実施しました。
なお、限られた活動費でもありましたので、各会員には応分の負担・協力をお願いしました。
⑤ 広報委員会(委員長 佐藤会員)
会報第一面に「私の〇〇」をお願いしました。また、「ロータリーの友」読みどころ紹介、「ロータリーの友を読む会」を2回開催しました。
なお、ホームページにつきましては、次年度からリニューアルいたします。
最後に、各委員会が分掌の役割を踏まえ、より充実した年度となりました。ありがとうございました。
職業奉仕部門委員会 加藤寿昭 委員長
本年度の当委員会は三件の事業を実施しました。
①昨年の10月と11月に渡り、府立泉南支援学校と市立土生中学校の学生の職場体験を、会員諸氏の企業で実施して頂きました。
②今年3月に会員の企業にお勤めの社員から、20年以上の永年勤務された方で、事業発展と職場の雰囲気の向上に功労のあった4名の社員の表彰をいたしました。
③5月の親睦活動委員会の九州旅行に便乗し、熊本のサントリービールを会社訪問し、醸造人のビール造りにかけた情熱と矜恃を学ばせて頂きました。
社会奉仕部門委員会 坂本光文 委員長
本年度は、池内会長テーマの「ロータリーのプレゼンスを高めよう」その中で、【地域におけるロータリーの存在感を高める】【姉妹クラブのイントラムロスRCとの共同事業への参加】
という2つテーマが有りました。当委員会と青少年奉仕委員会との協賛で、2つテーマに取組む事を川植委員長と決めさせて頂きました。
(1)[地域での活動]
① 年2回行なわれる岸高子供クッキングへは、食材の提供及びお茶会で使用する茶器の購入などの支援活動を行いました。
② 市内8か所にある子供食堂への、クリスマスプレゼントとして焼き菓子を送らせて頂きました。
③ 三田町に有る「ほっとハウス山直三田」へは、食卓テーブルを寄贈させて頂きました。
(2)[海外への活動]
姉妹クラブのイントラムロスRCとの共同事業である、シティオ・ラボ小学校の学校環境改善事業へ参加をさせて頂きました。
※ 両委員会より
① 改善事業への助成金。
② 児童達への文房具のプレゼント。
両委員会の予算では活動資金が足りず、会員の方全員に3,000円のご寄付をお願いさせて頂きました。皆様からのご支援と、頂きました浄財により事業活動が達成できました。会員皆様方のご協力に深く感謝しております。本当にありがとうございました。
『社会奉仕委員会の活動内容』
- 赤い羽根共同募金を協力
- 九州北部集中豪雨被害への義援金)
- [秋の交通安全運動]街頭啓発活動への参加
- [ダメ・ゼッタイ]国連支援募金を協力
- ボーイスカウト岸和田第4団・5団への助成金
- 「視覚障害者とともに走る会」への寄付
- 地域社会奉仕委員会との協賛で、岸和田警察が市内全戸に配布する「オレオレ詐欺に注意」のポスター制作に協力
1年間を振り返って、皆様からの暖かいご支援とご協力があって出来た事業活動だったと思います。本当にありがとうございました。
国際奉仕部門委員会 大石武徳 委員長
姉妹クラブ、イントラムロス・マニラRCとの協同プロジェクト、シティオ・ラボ小学校の校舎、通学路の改修工事、電気工事が完了し、昨年12月22日から24日まで視察に、池内会長、加藤、藤井、寺田、坂本道子、坂本光文各会員と事務局佐藤さん、私の8名で参加して来ました。原住民の子ども達の笑顔と歌で歓迎していただき、大変喜んでいただいたと思います。池内会長の熱意と会員皆様のおかげだと感謝申し上げます。
平成30年6月4日から10日まで、姉妹クラブ、サウス・サンフランシスコRCとの青少年交換プログラムで、15名の青少年とマイケルJ.マッソーニ会長はじめ2名のロータリアンとロータリアンの奥様の4名が来日されました。6月8日の例会に出席していただき、親睦を図っていただき、また、9日には、3名のロータリアンと池内会長はじめ9名の会員で奈良観光に案内。大仏殿、興福寺、奈良まち散策、法隆寺と奈良の古都を楽しんでいただきました。来日中の夕食会、奈良観光にご参加いただきました会員の皆様、有難うございました。
カナダ・トロント国際大会の件ですが、年度当初から、旅行社と交渉していましたが、費用がかなり高額になり会長と相談し、クラブとしての参加を断念しました。
後に地区主催の国際大会参加ツアーが、6月20日~26日までの日程で参加募集があり、藤井会員、坂東会員、加藤会員ご夫妻、〆野会員とお孫さんの6名が参加していただきました。有難うございました。
ロータリー財団、米山奨学に対するご寄付も目標額を達成していただきました。
青少年奉仕部門委員会 川植康史 委員長
岸高こどもクッキング、子ども食堂への寄付等、社会奉仕委員会と共同して活動してまいりました。
青少年の支援に関しては、子ども食堂への関わり方を含めて、子どもたちに対してどのような奉仕ができるか、皆様と知恵を絞りながら考えていきたいと思っております。