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  第2002回例会 3月23日(金)
  ロータリー3分間スピーチ
 
藤 井 秀 香 会員

私は、39歳で入会して22年になります。
会費は授業料として納めさせて頂き、多くの事を会員から、奉仕活動から学ばせて頂きました。感謝しております。
東京恵比寿ロータリークラブ所属の、司葉子様に「女性会員を増やそう」をテーマに後援して頂いた事。品のあるとても美しい方でした。
イジメや子どもを取り巻く問題に心を痛めておりました。私が会長の折、岸和田浪切ホールの館長様とのお話の中で「夜回り先生の水谷修先生をお呼びできないだろうか。」とご協力頂き、大ホールに1000名程の方々とお話しを、お聞きする事が出来ました。
先日、当クラブの2000回記念例会があり、素晴らしい演奏で「花は咲く」を目を閉じてお聴きしていると、クラブの旅行で福島を訪れた時の事が走馬灯の様に蘇りました。友好クラブの郡山アーバンRCの方々が被災地を案内して頂いた時、バスの放射能の数値が高くなり、けたたましいベルが鳴り響きました。7年目の今年のニュースの映像からは、まだ除染した黒いビニール袋が積み上げられていました。
今年度、フィリピンの小学校プロジェクト、姉妹クラブのイントラムロスRCと池内会長のもとさせていただきました。現地の子ども達は、孫と重なるのです。
嬉しかった事。今年度6分区のガバナー補佐を務めさせて頂き、10クラブ、2回ずつ訪問させて頂きました。あるクラブをガバナーと訪問させて頂き帰ろうとした折、70代のロータリアンがガバナーの所へ来られ手を握って「退会しないで良かった。地区を正常化してくださってありがとう」と泣いておられました。ガバナー補佐をさせて頂き8カ月ですが、22年間のロータリー生活より、この8カ月が私を成長させて下さいました。
もう一年留年、何回か地区の会議に出席いたしましたが、素晴らしい次年度樫畑直尚ガバナーの元で勉強させて頂く事が出来る事、今からワクワクしております。
南は新宮から、堺まで多くのロータリーの友が出来ました。こころよく送り出してくださった皆様に感謝いたします。
私は、「寄り添う」という言葉が一番好きです。本当に辛い時、悲しい時、寄り添ってくれるロータリアンがいます。私の財産です。「藤井ちゃんは、早くお母さんが亡くなったから私が教えてあげる。」お味噌の作り方を女性会員から教わりました。
60才になってこの頃よく思うようになりました。人間生きていると色んな事があります。陰と陽。痛みや苦しみ悲しみを経験しなくてはいけません。人を傷つけたり、愛で包む事も出来ます。仕事の事、身体の事、家族の事、皆色々な痛みを抱えて生きているのですね。いつ我が身かと思うのです。そうすると人を誹謗、中傷せず優しくなれます。
ロータリーから、「友愛の精神と寛容の精神」を学ばせて頂いています。

  卓 話
 
「ガバナーエレクトとして
 〜専ら修行、そして前年度への貢献〜」






第2640地区ガバナーエレクト
樫 畑 直 尚 様

(担当:藤井秀香会員)



本日は、伝統ある岸和田東ロータリークラブの例会にお招き頂き有難うございました。
私たちの2640地区は、全世界にある500以上の地区の一つです。R.I.はこれを34のゾーンに分け、当地区はその第3ゾーンに属しています。このゾーン分けや地区の新設など頻繁に行われ、2020年から岐阜、三重の2630地区は第2ゾーンから第3ゾーンに移動し、第1ゾーンにはバングラデシュやパキスタンが入ります。ゾーンはおよそ3万5千人の会員数を単位とされており、今回の変更は日本の会員減少が原因です。かつての13万人が9万人を切っているのが現状です。
私たちの地区では会員減少はさらに激しく、1996年に約4千人あった会員数は、現在は2千人を切っていますので、50%以上を失ったことになります。クラブ数でもこの15年間で6つのクラブが新設されたものの、12のクラブが消滅しました。愛情、情熱が注がれ、多くのメンバーが集った場所が12もなくなってしまいました。
私たちの地区のテリトリーである大阪南部と和歌山県全域の人口が330万人。東京など大都市圏を除く日本の平均では人口のおよそ千分の一がロータリー会員ですので、当地区では3千人の会員がいても良い計算になります。
次年度のバリー・ラシン会長は、「インスピレーションになろう」をテーマに定めました。これは人に気づきを与えようという意味で、ロータリアンは社会を変える力を持っており、この100年間がそうであったように、これからも社会をけん引する力強い存在であり続けようというメッセージが込められています。ロータリーには潜在的な力があるとは、ついつい忘れがちです。地球的な規模に展開したポリオ撲滅だけでなく、それぞれの地域社会においても大きな役割を担ってきたロータリー。次年度の地区運営方針では、次世代に残る持続可能なクラブ運営を皆さんと一緒に考え、行動を取って参りたいと思っています。

〈自己紹介〉
樫畑直尚 Naohisa Kashihata 1957年5月10日生
甲南大学経済学部卒業、
和歌山大学大学院 経済学研究科修士課程終了
所属クラブ
 1998年4月 和歌山ロータリークラブ入会
 2003−04年度 幹事
 2011−12年度 会長
第2640地区
 2015−16年度 地区大会実行委員長
 2018−19年度 ガバナー
ロータリー財団:ベネファクター、メジャードナーLevel1
       ポール・ハリス・ソサエティ
米山功労者:メジャードナー

2018-19年度国際ロータリー会長にサミュエル・オオリ氏
オオリ氏(ウガンダ、カンパラRC)は、ロータリーには「変化をもたらそうとする驚くべき情熱」がある。ところが親愛なるロータリアンの皆さまへ 2017.7.15
この度、国際ロータリー会長エレクトのサム F.オオリ氏が、以前より予定されていた手術の後、合併症により米国時間の昨晩お亡くなりなられたことを、ここに謹んで皆さまにお知らせいたします。
国際ロータリー会長イアン・ライズリー

サム・オオリ氏からバリー・ラシン氏へ
会長指名委員会は、2018-19年度国際ロータリー会長に、イーストナッソー・ロータリークラブ(バハマ、ニュープロビデンス島)所属のバリー・ラシン氏を選出しました。
対抗候補者がいない場合、同氏は2017年9月1日に会長エレクトとして宣言されます。2017.8.20付け)
公共イメージの向上と、ロータリーのインパクトを広げるためのデジタルツールの活用を



当地区、10の課題
(1)地区の混乱に終止符を
(2)会員減少:かつては4000人目前、現在は1980人
(3)小規模クラブの増加
(4)ロータリー財団寄付:年次寄付ゼロクラブの解消
(5)ロータリー財団補助金:補助金事業の推進
(6)米山奨学会:一人当たり金額の低下
(7)地区予算のひっ迫
(8)青少年奉仕関連事業:会員減少とともに厳しさを増す
(9)ガバナー事務所の固定化
(10)デジタル化の遅滞:個人の My Rotary 
事務局の Rotary Club Central


次年度の大会
地区大会記念ゴルフ大会
  2018.10.10(水)大阪ゴルフクラブ
地区大会
  2018.10.27(土)〜28(日)ホテルグランヴィア和歌山
国際大会 
  2019.6.1(土)〜5(水)ハンブルグ(ドイツ)

【当日のスライドを一部抜粋】
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