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  第1985回例会 10月27日(金)
  ロータリー3分間スピーチ
 
加 藤 寿 昭 会員

昭和は64年1月7日までで、8日に平成と改元されました。
私の入会は2月4日ですが、それまでに何度か例会に出席していますので、私のロータリー歴は平成の御代と共に歩んで来たと言えます。当時の例会場は和泉高校の同窓会館だった啓心会館、例会日は土曜日でした。永いロータリー歴ですから、いろいろな思い出がありますが、中でも実行委員長をさせて頂いた40周年記念大会の様々な事業のことが思い出されます。そしてもう一つ記憶に残るのは世界大会に出席したことです。何回か参加しましたが、やはり一番の思いでは、2000年に初めて行ったブエノスアイレス大会でしょう。30時間に及ぶフライトでした。ここから世界大会にはまってしまいました。
平成は再来年の3月末日で終わるようですが、私はもう少しロータリーライフを楽しませて頂きたいと考えております。



河 畑 啓 造 会員

今年の2月に入会させていただいて早や8ケ月がすぎました。毎週金曜日の例会を心待ちにするとともに、一週間が早く感じられるこの頃です。一度にこんなに沢山の立派な先輩方と知り合わせていただき、毎週談話を伺い視野が広がると同時に、今まで未知の分野を垣間見る機会を得ることができました。そして、初めての経験として神於山や葛城山登山道の清掃、ジーライオン、子供食堂の見学、ロータリーの友を読む会等を参加させていただき、大変楽しいひとときをご一緒する事が自分にとって有意義な時間でありました。大変感謝しています。まだまだロータリーについては勉強不足ですが、自分に出来る事をさせていただき、少しずつでも成長して行きたいと思いますので、今後共宜しくお願い致します。

  卓 話
 
「生い立ちからCSRまで」


佐 藤 碩 祠 会員

生い立ちは私の履歴で一年前、お話しをしましたので、同じ事になると思いますが、私は大変な田舎で生まれ育ちました。広島と島根県のど真ん中、中国山脈の奥地です。そして、おやじの仕事は米を作ることと山仕事。田んぼは5反だけあり、山仕事は木を切って炭を焼きわずかな現金を得るだけで、現金収入は本当に少なく着るものは母方の親戚からお古をもらうことがほとんどでした。家は山の谷間にあり、お風呂とかトイレは牛小屋といっしょです。しかし、食べるものは、お米はあるし、野菜は作っているし、鶏を20羽程飼っていましたので卵は食べ放題。豚肉とか牛肉、海の魚類はほとんど食べたことがありませんでしたが、貧乏だとはあまり思っていませんでした。
冬になるとおやじは広島の呉に良く出稼ぎに行き4カ月位帰ってきません。その間、男一人ですから、朝、雪かきをし、牛とヤギのえさやり、鶏の卵を集めてから、約2キロ先の学校に歩いて通っていました。そんな家で育ったわけですから世間を知らなかったので、子供の時はそれが普通と思っていましたし、辛く感じたことはなかったですね。
学校を卒業してからは、私の履歴でお話しをした通り、家具を作る会社に入り、失敗をしながらも、工場長まで上りつめたのですが、事件屋にあってその会社は特別清算。その後、車で事故をお起こし、1カ月入院したのち、大阪に出てきて家具の販売会社に就職。約30年間勤めて、7年前にこの会社に入りました。
今も大阪で仕事ができていることを考えると、私にも運があったのかな〜と思ったりしています。運について少しお話をしますと。先日、20日に白鵬の最多勝利の祝賀会をこのグランドホールで行いました。その時、白鵬が運について話してくれたことがあります。
運と言う字は軍隊の軍と言う字に走ると書く。軍、つまり戦って走り続けなければ運は来ない。だから白鵬は2020年オリンピックまでは相撲を取り、戦い、走り続けますと。
私も何度かの運に恵まれ、この会社に入りまして7年が過ぎました。会長から次々と新しい課題を仰せつかり、毎日、悩み、苦しみながら戦い走っております。
その新しい課題がCSRになります。今年の3月に会社で新しくCSR社会貢献事業部たるものを発足し、現在すすめております。ご存知の方もあるかと思いますが、私はその時、知識がなく、改めて勉強をし、奮闘していることについてお話しをしてみたいと思います。
CSRとは和訳で企業の社会的責任とされており、一般的なイメージとしては、ボランティアや寄付活動、環境保護活動といったものです。それを総称して言う場合、CSR社会貢献と言う言葉が使われております。
発端は、弊社が35周年を近く迎えます。それで今日まで地域の皆様にグランドホールをご愛顧頂いたお返しも含めて、地元地域に役立つことを考え、行っていくことが必要であると言う会長の考え方から発足いたしました。
私は、昨年の10月から代表取締役を受け継ぎ、業績アップの事だけを考えるだけで頭がいっぱいでしたが、地元泉州を大切にすることを忘れたら絶対にダメだと言われ改めてCSRたるものに取組んでおります。
初めての活動は、会長の提案でこの岸和田グランドホールで講演会を行い、参加費は2000円以内に留めて、お食事をお出しし講演を聞いて頂く。そして頂いた参加費は全額その地域の町会様にお返しをして、各町会で役立てて頂いたらどうかと?
実際その講演会を泉州エリア6カ所で行い、集まった参加費は各町会様に全額お返しを致しました。 
講演の内容は健康に関することや清水健さんの著書を元にガンで亡くなられた奥さんの事などで2,150人以上の方に参加を頂きました。
それが一旦、終わりまして、今は次のことを企画し考えております。
ついつい後回しになりがちになり会長からもっと本質を良く理解するようにとお叱りを受けます。そこで、CSRを調べると社会貢献活動は確かに重要性が高まってきており、特にヨーロッパではCSRに関する政策がいろいろと打ち出されたりもしています。本来の意味でいうと、「CSRとは企業活動そのものだ」とも言われており、欧州の先進企業では、企業のトップと取締役会、CSR部門、従業員の考え方が一致してベクトルを合わせて活動を行い、そのことにより、社会の中で企業が利益を生み出す仕組みと、持続可能性の両方が確保できるように考えることがベストであると。
従って、欧州のCSRの定義としては、「企業が社会へ与える影響に対する責任」と言うことで結ばれております。そして今では、時代はCSRよりCSVだとも言われはじめており、CSVとは何なのか?説明では「社会の間での共通価値の創造」だと言われ、企業の潜在的な悪影響の軽減、防止策を、企業と一体の社会問題として扱い、企業が持つスキルとか・人脈・専門知識などを、地域社会に提供しながら利益を得て、社会問題を解決し地域の発展に寄与する。その事によって地域と共通の価値を生み出ことが出来るとされています。 
私としては、難しく考えず、弊社の仕事を通じて地域の皆様に喜んで頂ける事を最優先に考え、イベントや提案を通じてCSR(社会貢献事業部)を進めて行けたら良いのではと思っております。
その為には、まず皆さんの意見に耳を傾けることが大事であり、このロータリークラブで皆さんのお話しが聞けることも大変勉強になると感じており嬉しく思っています。
最後に少しPRを。
今年の12月より日本中国料理協会の大阪支部長をされております、金城さんと言う方が、グランドホールヘ中国料理のシェフとして来て頂くことになりました。2017食博覧会コンクールで厚生労働大臣賞を受賞された方で、これから宴会場を改装し、皆様に喜んで頂ける中国料理をお出し出来るようになるかと思いますので宜しくお願い致します。

  大相撲岸和田場所と夕食会
 
●平成29年10月21日(土)










●夕食会 中華料理「鮮箸坊(シェン チュウ ファン)」


乾杯 池内清一郎 会長









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