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2017年〜2018年度
岸和田東ロータリークラブ会長
池 内 清 一 郎

 2018年 3月23日  第2002回

「職業奉仕について」

本日は、永年勤められている社員、従業員4名の皆さんの表彰を行います。
4名の皆様ようこそお越し下さいました。
現在は五大奉仕ですが、当時ロータリーの活動は、四大奉仕と言われています。クラブ奉仕、職業奉仕、社会奉仕、国際奉仕です。これは、1927年ベルギーのオステンドで開かれた国際大会で決められたものです。
職業奉仕は、自らの職業を通じて社会のニーズに応えるよう努力を重ねることだと思います。それにより、自分の職業の品位と道徳水準を高め、社会から尊重される存在になることができるのだと思います。このように、ロータリアンは、日々の職業活動を通じて、自分の職場の従業員、取引先の皆様の模範となり、道徳的能力を向上させるよう努めています。このような仕事の仕方は、正に職業奉仕を実践されていると言えます。
長く続く会社はいい会社であると思うというコマーシャルがありますが、社員、従業員の皆様が長く働き続けておられる会社はいい会社であり、その経営者は、正に職業奉仕を実践しているロータリアンであると思います。
昨今、不祥事を起こした企業の社長がロータリアンであることもあったようですが、四つのテストの作成者、ハーバートJ.テーラー氏は、ロータリアンは、倫理感をもって思いやりの心で他の人々に奉仕するよう尽力することを強調しましたが、このことはいつの世でも重要であると思います。
ハーバートJ.テーラー氏は、四つのテストを自社のための指針として創案した当時、「私たちは、第一に、従業員の雇用にあたっては十分な注意を払い、第二に、彼ら、彼女らが自分の会社で順調に働いてゆくに従い、より優れた人間となるよう援助することを決めた」と語っています。
皆さん、このような職業奉仕を実践していただければと思います。


 2018年 3月30日

本日は、3月30日年度末です。
4月からは新年度が始まります。別れや出会いがあります。我がクラブでも谷さんが博多に栄転のため退会され、新しく支店長として赴任された猪野さんが入会される予定です。
日本では、3月末が年度末、4月から新年度が始まりますが、ロータリー年度は、7月1日に始まり、翌年の6月30日に終わることとなっています。どうして、ロータリー年度が7月1日からなのか疑問の思われたことはありませんか。これは、毎年開催される国際大会に、その由縁があるようです。
ロータリーの最初の会計年度は、第1回大会が終了した翌日、1910年8月18日に始まりました。翌年度も同様に、国際大会の日程に合わせ、8月21日開始となっています。ところが、1912年8月、理事会が当時の国際ロータリークラブ連合会の会計監査を依頼した際、会計士さんからクラブ幹事と会計が十分な時間をもって、大会に向けた財務報告準備を準備し、クラブの代議員の数を決定できるよう、会計年度の最終日は6月30日にするのがよいとの提案を受けました。執行委員会は、これに同意し、1913年の会合で6月30日を会計年度の最終日と定めました。この決定に従い、クラブの会員数の報告と支払いに関する期日も変更されました。
ロータリーは、その後も7月又は8月に年次大会を開催していましたが、1916年大会で夏の暑さを考慮し、大会を6月に開催する決議案を採択し、1917年のアトランタ大会は、6月17日から21日まで開催されました。
ロータリー年度という表現は、ロータリーの運営年度を示す用語として、1913年から使用されているようです。


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