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  会長の時間 2月
 
2017年〜2018年度
岸和田東ロータリークラブ会長
池 内 清 一 郎

 2018年 2月 2日  第1995回

「ロータリーの初代会長、会の名称について」

1905年2月23日にシカゴロータリークラブが誕生したことは前回お話ししました。シカゴロータリクラブの2回目の会合が3月9日に開かれ、3回目の会合は3月23日に開かれました。
3回目の会合において、会長の選出が行われました。会長には誰の目にも最適任者と思われたポール・ハリスが辞退し、代わりにシルヴェスター・シールを推薦したため、シールが初代会長になりました。
シルヴェスター・シールは、石炭商を営んでいましたが、インディアナ州の貧しい農家に育った記憶を大切にし、身体障害児救済など社会福祉事業に欠かすことのできない人物であり、ポール・ハリスと特別に親しい関係にあった人物です。
従って、両人の親密な関係からすると、ポール・ハリスが初代会長の栄誉をシールに譲ったとみるのが妥当であると言われています。
この3回目の会合で、クラブの名称も検討されたそうです。議論が沸騰して、「The Round Table Club」、「The Chicago Fellowship」、「Chicago Circle」。「Friends in Business」などたくさんの提案がなされたようです。しかし、全員の賛同を得るものがありませんでした。
そのうち、当時の例会が、会員の事務所の持ち回りで行われていたため、「RotationClub」ではどうかという意見が出て、ついに、「Rotary Club」という名称で全員一致を見たそうです。
また、誕生したてのクラブには支出の必要がなかったので、会費の徴収は行わないことになりました。その代わり、会員・家族の誕生日、会社の創立などのときに拠金を投入する「ファインボックス」が設けられました。これが今の「ニコニコ箱」の由来です。
我が国では、1936年(昭和11年)に大阪クラブで「ニコニコ箱」が採用されて以来、各地のクラブで「ニコニコ箱」が設置されるようになりました。


 2018年 2月9日 第1996回

「世界の紛争について」

今月は、「平和と紛争予防/紛争解決月間」です。現在、悲しいことに世界では多くの紛争が起こっています。2005年のデータによると、27ヶ国で武力紛争が起こっており、その地域に住む人の合計は23億3000万人であるとなっています。この数字は、世界人口の3人に1人が紛争地域に暮らしていることになります。
2017年の世界紛争マップ(2017年)によりますと、20の国や地域で紛争が生じており、現在の交戦中であるのは、17の国、地域となっています。
ロータリーの友2月号に掲載されている映画「ニコラス・ウィントンと669人のこどもたち」のニコラス氏についてご紹介したいと思います。
日本では、約6000人のユダヤ人を救った杉原千畝が有名ですが、命がけで669人の子どもたちの命を救ったロータリアンがいたのです。
ロータリアンであったニコラス・ウィントン氏は、仕事でチェコスロバキアに滞在していました、第二次大戦前夜の1938年、ナチスにより迫害されようとしていたチェコのユダヤ人の子どもを自分の母国であるイギリスに列車で避難させる活動を組織し、669人の子どもを避難させました。
彼は、669人を救出した後、さらに250人を輸送するはずの計画が中止になり、ほぼ全員が犠牲となったことに心を痛め、このことを口にすることはなかったようです。 
しかし、彼の人道的な業績は記録として残されており、その記録が50年後に発見され、彼は、テレビ局で50年後の子どもたちと対面しました。
ニコラス氏に救われた子どもたちの感動的な物語は世界中に広まったそうです。
現在、生き残り、再会を果たすことができた子どもたちは、その家族を含めると6000人以上になるそうです。
その子どもたちが、「ニコラスへの恩返し」ということで、世界中で人助けの活動が広まっているとのことです。
一人の行為が、大きな人道的な行いの輪になるということに感銘を受けました。

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