第1864回例会より

『岸和田３ＲＣ合同例会報告』
2月20日（金） 13：00～14:30 ホスト：岸和田東ロータリークラブ
『卓　話』
「各クラブの活動などの紹介｣　趣旨説明　岸和田東ＲＣ　辻林一郎　幹事「奉仕の理想で６０年」岸和田ＲＣ　毛利髙二　会長岸和田ロータリークラブの６０年にわたる奉仕についてスライドを利用して、お話ししました。１９５４年２５名のチャーターメンバーにより活動がはじまり６０年、２０年ごとに分けますと、最初の２０年はクラブの充実期としてクラブの足固めのための会員増強などのクラブ奉仕、職業奉仕、地域の発展のための社会奉仕に力を入れた時代であり、２０から４０年は経済の発展により、米山奨学、ロータリー財団などへの寄付、グローバル世界の中で、馬山ＲＣとの姉妹提携、ＧＳＥ、米山奨学生、財団奨学生の受け入れ、世界社会奉仕（ＷＣＳ）によるタイ、バングラデシュでの学校建設、青少年奉仕としてのＲＡＣ等々おおくの活動奉仕に邁進しました。会員は１００名以上に達しました。４０年から６０年の時代はバブル崩壊、阪神淡路大震災、東北大震災など全世界で天変地異の災害が全世界でおこり、会員の減少が続き現在３０名の会員となりました。しかし、４０周年、４５周年、５０周年、５５周年、６０周年と経過をみてみると、他面にわたって奉仕事業を行っています。中でも２０１１年の「青少年ウインドオーケストラ」は会員一丸となって行った事業であったとおもいます。これらは、４０周年事業として会員から集められた基金によるものであります。さて、これからの２０年は高齢社会の２０２５年問題が迎えようとしています。岸和田ロータリークラブはこれからも青少年の育成、高齢者問題に力をいれ、会員の増強・維持につとめなければなりません。ロータリーは人生の道場であり、個々の会員の職業奉仕が原点であります。諸先輩の築いた奉仕の理想を引き継いでいきたいものです。｢タイ王国サトーンロータリークラブとの　　　ウォータープロジェクト活動について｣岸和田南ＲＣ　大谷孝利　会長まず我がクラブは１９９９年岸和田東ロータリークラブのスポンサーにより創立され、ＲＩより認証され第２６４０地区所属ロータリークラブとなりました。当時４３名でスタートしたらしいです。現在はわずか８名というメンバーの中で、もがきもがきロータリーを頑張っていってる状態です。それと２００１年６月にタイのサトーンロータリーと姉妹クラブ締結をしました。またウォータープロジェクトは２００６年の佐藤会長の時以来毎年今まで続けてこれています。私が入会したのは２００８年で西村滋二会長の時ですが、いきなりタイへ行くぞと言われて連れて行かれました。そしてタイへ行って、各小学校、幼稚園等をサトーンのメンバーと一緒に回っていただいて、日本ともう全然教育の仕方も学校の施設も運動場も全く違うんです。どう違うかと言うと運動場は土だらけでほこりまみれ、教室は雨が漏っている状態。一番人間にとって貴重な水が、なんか大きいドラム缶のようなタンクみたいな中に雨水をためて飲んでいる状態です。ですからウォータープロジェクトには非常に感銘しまして、これからも続けて行きたいと強く思っています。私たち８名という予算の苦しい中で、どうしてもウォータープロジェクトだけは続けたいという事で、今年も岸和田ＲＣさん、岸和田東ＲＣさん、関空ＲＣさんに協賛いただきまして、先日タイの方へ訪問してきました。貴重なお金をサトーンに贈与しまして、サトーン会長とお話して、たいせつなお金をこれから検討しどちらかの学校にきちんとさせていただくと言っていただきました。当時私が行った時に一番記憶に残ってるのは、バスで移動をするのですが、最終バスが止まり、どこに学校があるんや？と思ったら、ここからはバスで行けないからと…。ジープのようなのを用意されまして、それに乗せられ当時西村会長と笹倉会員と私と３人だったんですが、道なき道の山の中を約３０分から４０分ずーっと登って行きまして、その一番山の頂上に学校があるんです。学校に着いた瞬間に子どもたちが運動場からとんできたんですが、ほとんどはだし、ほこりまみれ、足から血が出ててもそのまま、そんな子どもたちがたくさんいるんですけど、その子どもたちの目をみると輝いてるんです。すごいなこの国と非常に感銘を受けました。子どもたちとは会話はできませんが、気持ちでふれあいまして、そこに設置した浄水器の水を子どもたちがおいしそうに飲む。我々も飲もうと、その前に貯めてたタンクの中をのぞいたら、そしたらぼうふらだらけでこんなん飲んでるんやと思いました。これ俺浄水器通しても飲めんなあと思ったんですが、一番初めに西村会長が飲んだので、３人全員飲んだんですが、貯めただけの水とは違って日本の水と全然かわらないおいしい水が飲めましたので、これは非常に子どもたちも喜ぶ、先生も喜ぶ。その時にタイの校長先生にもお話を聞きますと、タイの子どもたちもそういう貯めた水を飲んでると、年間何百人も亡くなるようなお話をされていました。人間にとって水って非常にたいせつなものかなとつくづく思いました。　「岸和田東ロータリークラブの展望｣岸和田東ＲＣ　岡本平仁　副幹事１９７６年（昭和５１年）６月５日、岸和田ＲＣをスポンサークラブとして創立致しました。2015-16年度、創立４０周年を迎えます。クラブの紹介並びに現状を色々な角度から分析・解析して、これからの展望・目指して行きたいところを発表します。姉妹クラブの紹介１９９２年１０月３０日岸和田市が市政７０周年を記念してサウス・サンフランシスコ市との姉妹都市締結を結ぶと同時にサウス・サンフランシスコロータリークラブと姉妹クラブ締結となりました。イントラムロス・マニラロータリークラブとは、１９８４年１１月にマニラで行われたアジア地域大会での出会いから発展し、１９８５年９月１３日姉妹クラブとして締結しました。友好クラブとしては、郡山アーバンロータリークラブと提携しております。小篠綾子様の米寿の宴席にて、〆野淳一会員のお母様に郡山アーバンロータリークラブ鈴木尚子様より、岸和田東ＲＣも郡山アーバンＲＣ同様女性会員が多いことから友好クラブにというお話があり、友好クラブとして２００２年９月１６日締結する事となりました。　〈まとめ〉分析・解析を行うことによって、日頃気付かないことが見えてきます。様々な角度から会員について調べましたが、調べるていくにつれ、会員数の減少と平均年齢の上昇からくるクラブの活力低下が目立ちます。クラブの活性化が最重要課題であることが分かります。クラブ活性化への展望、一番大切なことは、クラブを支えているのは、個々の会員だということです。クラブの活性化に関して、会員増強に勝るものはないと考えます。会員増強には近道はありません。会員を一人増強するのに数年を要することもあります。基本となりますが、例会の充実に加え、魅力有る活動を行う様に日頃から尽力することです。我がクラブでは女性会員のパワーが大きく作用しております。例会の雰囲気を和ませてくれますし、またクラブ活動の多様化を生み魅力ある活動へと進化させてくれます。個々の会員の魅力をあの手この手で引き出し、その魅力をクラブの原動力とすることで、出席率の向上と退会防止につなげていく、そしてクラブが活性化することにより、会員増強が強力となり、その強力となったクラブ力を、皆様の周りに居る３０代４０代５０代の方をメインに伝え仲間とすることで、よりよいクラブへと成長していくと信じております。そのような活動を目指して行きます。１８６０回を越える例会の出席率（創立来）出席率９４．５５％！皆様、もっともっと上げていきましょう！