『 トピック 』 入会式 　 近江和代会員 職業分類／水道設備 『 卓　話 』 「詳しく学ぶ世界遺産｣ 　正 面 隆 夫 会員 世界遺産は1972年ユネスコで採択された世界遺産条約に基づき、人類や地球にとってかけがえのない価値を持つ建造物、遺跡、自然環境等が世界遺産として登録されている。 世界遺産には文化遺産、自然遺産、複合遺産の三つに分けられ、2014年8月現在では1007件（文化遺産779件、自然遺産197件、複合遺産31件）が世界遺産として登録されている。 世界遺産の登録条件は 遺産を保有する国が世界遺産条約を締結しており、あらかじめ各国の暫定リストに記載され、遺産が不動産であり、保有国の法律などで保護されている。 登録の基準は 1.人類の創造的資質を示す遺産 2.文化交流を証明する遺産 3.文化や時代の証拠を示す遺産 4.建築技術や科学技術の発展を証明する遺産 5.独自の伝統的集落や人類の環境の交流を示す遺産 6.人類の歴史上の出来事や伝統、宗教、芸術と関係する遺産 7.自然美や景観美、独自な自然環境を示す遺産 8.地球の歴史の主要段階を示す遺産 9.動植物の進化や発展の過程、独自の生態系を示す遺産 10.絶滅危惧種の生息域、生物多様性を示す遺産