岸和田東ロータリークラブ 国際ロータリークラブ第2640地区
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〜会長の時間11月〜
 2014年11月 7日

皆さん、こんにちは。
今月はロータリー財団月間です。杢保委員長、卓話よろしくお願いします。
昨日、今日と、土生中学生の職場体験事業がなされています。ご
協力いただいている事業所の皆様、本当にありがとうございます。
私の医院に来ている生徒さんは、1人が医者を志していると言っていまして、この2日間の体験が、彼女の人生にとり少しでも役立ち、有意義なものになればと思っています。
さて、読書の秋です。難しい本が嫌いな私が、最近面白い本に出会いました。
免疫力をぐんぐんあげる「不良長寿生活」という本です。
順天堂大学医学部教授、免疫学ご専門の、奥村先生です。ちょっとその中身をご紹介します。「健康診断でコレステロールが高いと言われた人、どうしますか?」
医者は、脂っこいものを食べないようにしてくださいと言いますよ。そして、コレステロールを下げる薬を出してくれます。
忘れず、きちんと飲みなさいという言葉が添えられるでしょう。
すぐに肉を控えて野菜ばかりの食事にして、きちんと薬を飲む真面目な人は申し訳ありませんが、早死にする確率が高まります。逆に、そんなことをやっていられるかと、いつものように脂っこい肉に舌鼓を打ち、薬なんか嫌いだと封もあけずにほっておく不真面目な人。こうゆう人が長生きしてしまうのです。だからといって、医者の言うことが全部間違っていると言うことではありません。全部が正しいわけではないと言うことです。あんなにいい人がこんなに早く亡くなるなんてと言う言葉を、お葬式なんかに行くとよく聞きませんか。私に言わせれば、いい人、真面目な人だから早く亡くなってしまうのです。真面目なのは悪いことではありませんが、真面目一辺倒というのはストレスも大きくなります。ストレスは免疫力を低下させるという研究結果も出ています。たまには羽目を外して不真面目に生きることができれば、ストレスも発散できて、もっと長生きできたのに、と残念に思えてなりません。憎まれっ子世にはばかると言いますが、全くその通り。不真面目に生きた人が、元気に長生きするのです。
わざわざ憎まれっ子になる必要はありませんが、ときには非常識と言われることをやったり、周囲に迷惑をかけたり、適度な不真面目さが大事なのです。健康神話や、社会常識にがんじがらめになるのではなく、肩の力を抜いて生きられる人が、少しでも増えれば、と私は願っています。そうすれば、健康で長生きする人が増えるし、社会全体が明るく元気になれるはずです。真面目に生きてきた人。これまでの真面目さには敬意を表します。ご苦労様でした。今日から、ちょっとだけ、これまでの枠を踏みはずして、少しだけ不真面目に生きてみませんか? 体も心も人生も、びっくりするほど変化しますよ。という一見破天荒な内容ですが、就寝前の読書としては面白い、なる程!とおもえる一冊です。
真面目な医師である私自身が、たまには肩の力を抜いて生きてみようか? と思います。


 2014年11月14日

皆さんこんにちは。いよいよ立冬も過ぎ、木枯らし1号が吹くのもこの
季節で、一段と寒さが身にしみる時期になりました。寒くなっておいしいのは鍋ものです。
今日は、これらの料理に欠かせない、ネギ、生姜、ワサビなどの「薬味」のことを話してみたいと思います。「薬味」は、料理に少量添えられる、香りや味の強い食材のことをいいます。食品の保存技術が発達していなかった時代に、毒消しや匂い消しなど、食材を長持ちさせるために重要な役割を果たしたのが、生姜やネギに代表される「薬味」でした。「薬味」と言う呼び名は実は中国の漢方に由来しているそうです。漢方は、やがて日本にも伝来、室町時代の処方箋に、「加薬味」(生薬を加えるの意)という記載があります。当時の人々にとって最も身近な生薬は生姜でした。そのうち生姜の別名が「加薬味」となり、省略されて薬味と呼ばれるようになりました。香りを添える、食感をよくする、など「食卓を楽しくする」役割以外に、強壮や健胃など、体に良い食材が取り入れられているのも「薬味」の特徴です。うどんやそうめん、そばは、漢方で言う「体を冷やす食べ物」、一方、「薬味」に使われる食材には「体を温めるもの」が多く、組み合わせて食べるのは理にかなっているといえます。漢方の「薬食同源」は、日本では「医食同源」と名前を変え、栄養学にも通じる考え方となっています。さらに「代謝を促進する」「風味を増すことで塩分の摂取が控えられる」など現代人にとっても見逃せないメリットも数多くあります。1回の食事でいただくのはほんの少しですが、様々な役割を持った薬味、これからももっと意識して使っていきたいですね。

 2014年11月21日 

皆様、最低気温が5℃の朝は、さすがにあったかい布団から出るのがおっくうになってきました。あったかい鍋ものや、美味しい食物に満たされた季節となりましたが、胃がもたれる、お腹が張る、胃がムカムカする、すぐにお腹がいっぱいになる、みぞおちが焼ける感じがする、みぞおちが痛いなど胃の不快感に悩まされている方々が、当院にやってきます。
最新の医療情報ですが、「機能性ディスペプシア」という、胃もたれやみぞおち(おへそより上)の痛みなどのつらい症状を繰り返し感じることがあるにもかかわらず、内視鏡検査等では胃の異常が見つからない病気があります。
この病気の代表的な症状として次のようなものがあります。
食べ物がいつまでも胃の中にとどまっているような不快感があり、普通量の食事を摂った後がつらいと感じるもたれ感や、食事を開始してすぐに食べ物で胃がいっぱいになり、それ以上食べられなくなる感じ(普通量の食事が食べられない感じ)の早期飽満感が週に3〜4回以上見られる。みぞおちの痛みや、みぞおちの灼熱感が週に1回以上みられるなどです。
機能性ディスペプシアは日本人の10〜20%にみられるという報告があり、決して珍しい病気ではありません。しかし、病気であることに気づかないまま放置されていることも少なくありません。治療することで症状が改善でき、食事を楽しんだり、味わいながら快適な日常生活を送ることができます。胃がんにでも似た症状が出ることもあり、思い当たる症状があれば、医師に相談してみましょう。
2013年6月、機能性ディスペプシアに対する世界初の治療薬が日本で発売されて、使用できるようになりました。長年患った胃の不快感がとれて、食べる楽しみがでてきます。
今週のアドバイス
インフルエンザにかからない最強の手段は、なんでしょうか。
それは、家から出ないことです。

 2014年11月28日 

皆さんこんにちは。インフルエンザ流行りだしました。
2013年〜14年のシーズンは前2シーズン国内からほぼ姿を消していたH1N1pdmが再流行し、H3N2(香港)やB型も流行しました。2013〜14年のH1N1pdm罹患者は前回流行時と異なり小児は少なく成人が中心で、かつH1N1pdmの再感染者も低かったことから、前回流行時に罹患を免
れた成人患者が中心であったことが示唆されました。
典型的な症状は、突然の発症、38度C以上の高熱、上気道炎症状、呼吸器症状、全身症状ですが、典型症状を呈さないケースも少なくなく、特に高齢者では微熱にとどまることがまれでありません。インフルエンザに随伴する異常行動についてですが、10歳代のタミフルの服用は、事故につながる異常行動を誘発する可能性があるという理由で、現在は実質的には一部の年齢で禁止されています。
しかし、他の3剤(リレンザ、イナビル、ラピアクタ)が幅広く利用されている現在では、それらの使用症例からも異常行動が発現しています異常行動の例としては、@突然立ち上がって部屋から出ようとする。A興奮状態となり、手を広げて部屋を駆け回り、意味のわからないことを言う。B興奮して窓を開けてベランダに出ようとする。C自宅から出て外を歩いていて、話しかけても反応しない。D人に襲われる感覚を覚え、外に飛び出す。E変なことを言い出し、泣きながら部屋の中を動きまわる。F突然笑い出し、階段を駆け上がろうとする。などです。学校で流行っている感染症をリアルタイムに知ることの出来るメソッド(感染症情報システム)を使用している23県で、インフルエンザ欠席者数は10日で370人、14日 650人、18日 1160人と増加傾向にあります。インフルエンザの感染は患者数が全国で1,000人を超えると、その後下がらず一気に上がると国立感染症研究所感染症免疫センターは言います。同センターサイトでは、全国1万店の薬局がだす、1人ひとりの患者の薬の請求書から抗インフルエンザ薬が処方されている患者数を自動算出し、昨日の推定患者数を出し、これを基にこれから予想されるピークに備え、どの程度の仕入れ、備蓄したら良いかが判断できることになり、学校や保健所もワクチン接種や手洗い励行指示なども、大流行前にできることになります。去年は2月にインフルエンザ発生のピークが訪れ、今年は、いよいよ空気が乾燥し、寒さに向う時期に、1日でも早いインフルエンザワクチンの予防接種を受けていただきたいと思います。データでもワクチンの効果はあり、肺炎などの重症化を防ぐことができます。
話は変わりますが、先週日曜日、久しぶりに鳴門海峡に魚釣りに行ってきました。釣果は7時間の間に2匹(メジロ一匹、サワラ一匹)でした。前日、長野県で震度6弱の大きな地震があり、たとえ天気が良くても、魚は釣れないだろうなと覚悟の釣行だったのですが、予想通りの貧果でした。3時間半に1匹ずつでなく、5時間何も釣れず、30分の間にバタバタと2匹釣れました。信じられないほど辛抱強い性格です。(笑)でも、その時釣った魚はいつもより、それはそれは美味しく思わず魚の生命に、手を合わせ戴きました。