『 卓　話 』 『 学生と共に夢を追って 』　 　大阪河�ｱリハビリテーション大学 　理学療法学専攻　教授 　博士　中 村 美 砂 様　(担当:河�ｱ茂子会員) 　私が大阪河�ｱリハビリテーション大学の教員となりまして、6年が過ぎました。大学の建学の精神は「夢」と「大慈大悲」です。相手の立場にたって物事を考え、常に夢と希望をもった思いやりの心、いたわりの心をもった学生を育てて、彼らをリハビリテーションの専門家として医療の現場に送り出すことが私たちの教員の使命です。教員をやっていて楽しいなと思うのは、学生との会話の中で、彼らの心の成長を発見したときです。1年生の頃は、学内ですれ違っても挨拶をしない男子生徒や私を友達のように話す女子生徒が、4年生になると不思議とほとんどの学生が目を見て挨拶をするようになり、きちんとした話し方をするようになります。 　私たち教員は、学生に知識や技能を教えることも大切な仕事ですが、それ以上にこれからの長い人生、とても楽しいことが待っているということを伝えていくことが大切なのではないかと思います。そのためにもまず私自身が毎日を楽しく過ごしていこうと思っております。