岸和田東ロータリークラブ 国際ロータリークラブ第2640地区
2012〜2013年度RIテーマ
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制作:資料管理・OA委員会
 

第1759回例会 11月 2日(金)

『 トピック 』

【米山功労者表彰】


第 3回米山功労者   川植康史会員
第11回メジャードナー 加藤寿昭会員




【11月度 会員誕生日】




『 RID2640 地区大会に出席して 』 中井義尚 会員

 私達のクラブから何人出席されたのか分りませんが、私は10月27日(土)に出席しました。この日はロータリアンのPGさん2人の講演でした。こうした機会にロータリーの本質に触れ、さらにロータリーを理解するのに絶好のチャンスです。お2人の講演からもそれが伺え、出席しない人には残念に思います。こうした機会は何故自分がロータリアンであるかを認識出来る大切な機会と思います。特に2人目の中村靖治さん(RID2770PG)の講演「善き仲間と共に−良きリーダーの育成」は拝聴に値しました。クラブが夫々に強くそしてロータリー発展へのリーダーを育てて行くことの大切さ、そのことによってクラブが大きい魅力を発揮してこそ善き会員を勧誘することが出来、新しい会員にロータリアンとしての自覚と楽しみが与えられる。そしてよりよい沢山の仲間と語り合えると話されました。地区大会をはじめロータリーの会合に出席しロータリーへの理解の向上につとめることの大切を教えられました。皆さんこれからはふるってロータリーの会合に参加されることを期待します。

卓 話


『 品質管理 』 

 坂本光文 会員




 前回の卓話では、[モノづくり]について卓話をさせて頂きましたが、今回も私の職業に関係する製造業の品質管理を、テーマに選ばせて頂きました。一言で品質管理と言っても、多くの重要な管理項目が含まれています。様々な製造工程の中で、品質管理を確実に実行する事で、安定した品質のモノづくりが出来ると思っています。
 今回は管理項目の中でも、変化点管理についてお話をさせて頂きます。「ものづくり」における製造工程は、整備された4M(人、設備、材料、方法)の基に、設計品質に適合し、安定的に高い品質レベルと品質のバラツキが少ない製品を継続的に生産し続けることが使命です。その為に、製品の生産開始までの準備段階で、作業者の配置と担当作業に関わる力量の確保、工程能力を備えた設備導入、作業標準類の整備、購入品の品質確保などを生産開始までに準備部門が中心となって実施します。
 生産準備が完了して、製造開始段階へと移行します。生産準備段階で設備が確実に出来ていたとしても、毎日の生産活動の中では品質に関わるいろいろな問題が発生します。"安定的に高い品質レベルとバラツキが少ない製品を継続的に生産する。"という、生産部門の使命から考えても、品質に影響する問題を放置しておく訳にはいきません。品質に影響する事態が発生する事を、ここでは"変化点"と呼びます。そして変化点が発生したことを把握して、それが製品の品質に与える影響をゼロにするか、極小化する活動を生産部門における"変化点管理"と呼びます。
今日、お話させて頂いた品質管理は、ほんの一部分ですが日本の製造業は、自分たちで養ってきた品質管理[QC]を厳正に、また確実に実行して来たから一つ一つの部品が製品として完成した時に、胸を張って我々が造った<日本製>です、と言えるんだと思います。