岸和田東ロータリークラブ 国際ロータリークラブ第2640地区
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第1756回例会 10月12日(金)

卓 話


『 職業奉仕月間にちなんで 』 

 大 石 武 徳 会員




 職業奉仕という考え方は、他の多くの奉仕団体にないロータリー特有の主義主張で、ロータリーの金看板といってもいいくらいのものです。
 世の中の沢山の奉仕団体とロータリーを区別する相違点は、職業奉仕という考え方があるか、ないかの一点です。
よく知っているライオンズクラブは、「自由、知性、愛国」を目標に「明るい社会へ身近な奉仕」。
キワニスクラブは、「人生の物質的価値より、人道的、精神的価値を重く見る」。
 ソロプチミストクラブは、ラテン語の「最善の姉妹」の意味だそうで、立派な人格の婦人になることを目標としている。
ハッキリと「仕事を通じての奉仕」という看板を掲げて活動しているのはロータリーだけなのです。
 職業奉仕は、自分の職業に誇りと愛情を持って、経営には最大級の努力をし、方針は単なる金儲けばかりが目的ではなく、奉仕の精神、四つのテストという精神を汲み入れて、企業の道徳的水準を高め、その職業を通じて社会に貢献する。さらには、同業他社又は、友人達にこの信条を勧めることではないか。
 また、井坂PG(横浜)は「奉仕の生活というのは、決してロータリーの専売ではない、古今東西至るところに人のために尽くす、無私の立派な奉仕生活を勧める教えは沢山あるけれども、日常不断にやれるのは、自分の職業を通じての奉仕で、その実践がすなわちロータリーである」と言っておられます。
 会員の皆様が日常、懸命に勤められている仕事が、立派な職業奉仕ではないでしょうか。