岸和田東ロータリークラブ 国際ロータリークラブ第2640地区
2012〜2013年度RIテーマ
更新履歴
クラブ運営方針
行事予定
役員・委員会構成
委員会活動
会長の時間
例会より
制作:資料管理・OA委員会


〜会長の時間 6月〜
 2013年 6月 7日

 ゲストの青木秀哲先生ようこそお越し下さいました。後ほど卓話をよろしくお願い致します。また米山奨学生の沈彦君さんこんにちは。最後までゆっくり例会をお楽しみ下さい。
 去る4日、サッカーW杯のアジア最終予選でオーストラリアと対戦し、辛うじて引き分けに持ち込み、来年のブラジルW杯本戦の出場権を獲得しました。これは開催国を除いて世界で最初の栄誉です。しかし試合内容はいただけませんでした。本戦までにもう少し調子を上げて貰いたいものです。
 さて、私は40年程前から錦鯉の美しさに魅せられ、庭の泉水に十数匹飼育しています。鯉はペルシャが原産と言われています。日本でも二千年程前から飼育されていたようです。勿論この頃は真鯉で食用です。越後の山古志・小千谷辺りでは棚田に水を引くための頂上の溜池に真鯉を飼っていましたが、今から凡そ200年前の文化文政の頃、突然変異で色の着いた鯉が出現しました。その鯉を幾代にも亘って交配している中に緋鯉が出現しました。当時は色鯉・花鯉等と呼ばれていましたが、さらに交配を続けている中に、美しい模様の着いた鯉が出来1940年頃に錦鯉の名称が定着しました。現在、品種は200種以上と言われていますが、中でも御三家と呼ばれる紅白(2段・3段・4段・稲妻)、大正三色(三景)、昭和三色(昭和)の他、写りもの(白・緋・黄)、浅黄、黄金(山吹・プラチナ・オレンジ)、孔雀など目を癒してくれます。反面色々な病気もあり、鑑賞と同時に観察も大切です。


 2013年 6月14日 

 まだ6月の半ばですのに、昨日今日35度を超える猛暑日になっています。先が思いやられます。皆さんも熱中症にならないよう十分気をつけて下さい。
 昨夜、岸和田4ロータリークラブの会長・会長エレクト・幹事・副幹事・事務局員による懇親会を当クラブのホストで開催いたしました。各クラブ共地区の正常化への思いが充満していました。
 さて、リスボンでの世界大会開催に向けて、いよいよ来週火曜日(18日)に、会員6名、ご婦人4名の計10名で出発いたします。途中ハンガリー・オーストリーに寄って行きます。ここは日本と違って少しは涼しいでしょうか? その後目的地のポルトガルに入ります。ポルトガルと言えばロカ岬を思い出します。ユーラシア大陸の最西端で、ポルトガルの詩人カモンエスが「ここに陸尽き、海はじまる」と詠んだ詩の一節が碑に刻まれ、岬の先端に建っています。ここに立つと地球は丸いと言うことが一目瞭然で、何一つ遮るもののない水平線が、大きく緩やかに曲線を描いているのが良く分かります。また、今回は行きませんがリスボンから北上しスペインとの国境を越えますと、すぐにサンチャーゴ・デ・コンポステーラと言う街に入ります。ここはエルサレム・ローマ(バチカン)と並んで、キリスト教の三大聖地の一つで、現在でも大勢の巡礼者がピレネー山脈を越えて参拝に訪れています。
 何はともあれ、一週間留守を致します。皆さんよろしくお願いいたします。


 2013年 6月21日 畑田率達副会長

 岸和田南RC会長松林俊和様、ようこそおいでくださいました。ゆっくりとお過ごしください。
 さて、世界大会に出かけている加藤会長の代わりに挨拶をさせていただきます。会長たちは、日程表によりますと、今日は、ウイーンにて、優雅にクラッシックコンサートを聴いて心の疲れを癒しているものと思われます。それに比べ、昨日から、日本では台風の影響で、梅雨前線が活発となり、九州、四国、南紀と大雨による災害が起こっています。今夕から夜半にかけて、大雨の注意が必要との予報で、特に山沿いにお住まいの会員は、がけ崩れなどに是非注意されてほしいと思います。
 ポルトガルに行かれている方は、美味しい地中海料理をいただいていることでしょうが、最近目にした研究によりますと、魚介類、豆、野菜のふんだんな地中海食を食べている群と、地中海食とエクストラヴァージンオリーブ油の併用群、地中海食とミックス・ナッツの併用群の3つの群で心血管イベントの発現率をしらべたところ、オリーブオイルを食べていた群とミックス・ナッツを食べていた群に、有意な心血管イベント発現のリスク低下がみられたとの報告がありました。皆様も心血管イベントの防止にエクストラヴァージンオイルとミックス・ナッツを食べていただきたいと思います。

 2013年 6月28日

 去る23日開会のリスボンRI世界大会に出席のため、〆野・大石・亀井各ご夫妻、坂東・米本両会員並びに私共夫婦の10名で、18日(火)10時フライトのルフトハンザ航空機で出発いたしました。最初に立ち寄ったのはブダペストです。到着の日気温は摂氏36°、翌日が摂氏39°と6月の同市の記録を更新し続けていました。市の中心をドナウ川が滔滔と流れ、右岸がブダ地区、左岸がペスト地区と分かれています。ドナウ川はドイツ南西部に端を発し、幾つもの支流を吸収しながらオーストリア・ハンガリー・バルカン諸国を流れて黒海に注ぐ大河で、全長3000qに垂んとする大河です。数日前までは大雨のため大変な浸水があったそうです。
 次にウィーンに入り王宮を観光した後、夜は毎年ニューイヤーコンサートが演奏される楽友会館ホールで、モーツアルトのコンサートを凡そ2時間堪能しました。
 そして開会式前日、目的地のリスボンに到着しました。開会式出席は午後のため、午前中に世界遺産に登録されているジェロニモス修道院の見学をしましたが、ここで顔見知りのロータリアンに出会い、大変驚きました。
 いよいよ大会への出席です。登録30,000人でその内日本人は4,000人以上と言うことでした。田中RI会長の挨拶は全編英語でしたが、幼少時代の戦争の苦い思い出、ロータリー入会当時のまだまだ自己中心であった頃の話、そして超我の奉仕と言うロータリーの本質に心を打たれてからの他者への奉仕への心の煥発などの話から、平和とはただ単に戦争や紛争が無いと言うだけでなく、全世界の人々が他を利すると言う心、つまり利他の心に目覚めたとき、真の平和がある。これこそRI会長テーマの《奉仕を通じて平和を》の真意だと思いました。
 最終日は16世紀の詩人・カモンイスの「ここに陸尽き、海始まる」と詠んだロカ岬を見学し、翌日早朝4時にホテルを出発し、凡そ20時間の後全員何のトラブルも無く帰国いたしました。
 この報告を以て、本日の会長の時間に変えますが、この一年会長の時間として貴重な時間をいただきながら、取留めのない話に終始しましたことお詫びいたします。何はともあれ本日を以て、会長の時間を「ジ・エンド」とさせていただきます。有り難うございました。