岸和田東ロータリークラブ 国際ロータリークラブ第2640地区
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第1718回例会 12月9日(金)

『 言葉とコミュニケーション 』 潟Cベントプロ  代表取締役   岩本 時加子 様


 私達が毎日、当たり前のように使っている言葉。
 地球上の生き物の中で、唯一、言葉を使ってコミュニケーションをとる事が出来る私達人間。しかしながら、時として“言葉”は、一人歩きをし、他人を傷つけてしまう事もあります。又、誤解を生む事もあります。逆に、その言葉ひとつで勇気を貰ったり、励まされたり、喜んだり・・・。それは、言葉は生きているからこそ、人々にいろんな感情を抱かせるのです。言葉ひとつひとつの意味を大切に考え、そして気持を込めて、更に相手の立場に立ってその言葉を使う事により、人々はより良い人間関係を築く事が出来るのです。
 お付き合いの長い相手や仕事上で、又、プライベートでのパートナーだから言わなくても分かるだろう・・・という考えがあり、思いや気持を言葉で表現しなかったがゆえに、仲違いをしたり、誤解したり、されたり・・・。お互いがお互いを思いやる気持とは、所詮“思い”であって、相手には通じない事もあるのです。その“思い”を言葉で表現する事によって、私達人間の信頼関係が深まるのです。
 真心を込めた、思いやりのある言葉は、決して私達を裏切らないでしょう。インターネットの発達や核家族化が進むにつれ、話す機会が少なくなり、益々会話力が低下することになるでしょう。しかし、どれだけ私達の環境が変化しても、私達人間にだけ与えられた“話すこと、聞くこと”のベースである言葉は、今も昔も、そしてこれからも信頼関係を築くための大切なものなのです。だからこそ、言葉のひとつひとつを大切に、そして襟を正して言葉を使い、又、言葉を通じてより良いコミュニケーションをとりたいと私自身、思っております。


                            (担当:杉本和也会員)