寒中お見舞い申し上げます
会員の皆様お風邪をひかれてませんか?インフルエンザも猛威を奮っています。
私も一ヶ月ほど喉をはらしてぐずっております。このような状況で、何をお話ししようかと考えましたが、去年の暮れに感動した100才の詩人柴田トヨさんの朗読を、聞いて頂こうと思います。
奧会長は、夜中目が覚めると読書するとおっしゃってましたが、私は、NHKのラジオ深夜便を、聴きます。早朝4時からの「明日への言葉」は、人生の勉強になります。ある日ラジオから聞こえる詩の朗読に母を思い出し涙が止まりませんでした。今年母が亡くなった56才になります。皆様もお母様の事を思い聞いてください。トキさんは明治44年栃木県に生まれ一週間に一回尋ねてきてくれる一人息子に勧められて詩を創るようになりました。
150万部突破のベストセラーになり今では韓国、台湾、オランダでも出版されイタリア、スペインでも予定されています。
「倅に」
何か
つれぇことがあったら
母ちゃんを 思い出せ
誰かに
あたっちゃあ だめだ
あとで 自分が
嫌になる
ほら 見てみなせ
窓辺に
陽がさしてきたよ
鳥が 啼いてるよ
元気だせ 元気だせ
鳥が啼いてるよ
聞こえるか 健一
「被災地の皆様に」
あぁ なんという
ことでしょう
テレビを見ながら
唯 手をあわすばかりです
皆様の心の中は
今も余震がきて
傷痕がさらに
深くなっていると思います
その傷痕に
薬を塗ってあげたい
人間誰しもの気持です
私も出来ることは
ないだろうか? 考えます
もうすぐ百歳になる私
天国に行く日も
近いでしょう
その時は 陽射しとなり
そよ風になって
皆様を応援します
これから 辛い日々が
続くでしょうが
朝はかならず やってきます
くじけないで!
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2012年 2月21日 岸和田4RC合同例会 岸和田北RC 藤 静夫会長 |
本日は岸和田4ロータリークラブ合同例会にご出席頂きまして有難う御座います。通常例会日のホストクラブ例会日程への変更ご理解及びご出席者の事前報告連絡のご協力誠に感謝申し上げます。お陰様で、本日開催を迎えることができました。
2011〜12年度下半期に入って2月目に入りましたが、活動計画書どおりに実施計画を実践進捗されておられることをお慶び申し上げます。
私ども岸和田北クラブの活動状況は、以下の通りです。
(1)「クラブ運営財政に関する収支均衡」実施計画;財政改善委員会の計画に基づき事務所移転を決定し、新事務所に移転しました。
(2)会員増強;難渋しておりましたが、1名の新会員推薦が有りました。現下の経済不況は厳しいものでありますが、少し明るい兆しが見受けられます。
(3)新世代委員会;9月大阪府立岸和田養護学校へバザー用品提供を実施しました。
(4)岸和田市立図書館よりの要請に基づき、「図書館検討委員会」委員の委嘱を受け、図書館の整備並びに図書館サービス充実のための委員会協議に参加中です。
(5)社会奉仕委員会;「秋の全国交通安全運動」の交通安全パレードに参加しました。
(6)職業奉仕委員会;10月会員事業所への「職場見学」を実施しました。
(7)社会奉仕委員会;10月第29回春木川・轟川一斉清掃に参加しました。回数を重ねるごとに川中・川辺は整備され、市民の憩いの場として親しみを深めています。
(8)米山奨学;奨学生「サイシャラト」さんへの例会出席とカウンセラーを続行中です。
(9)ロータリー財団国際親善奨学;クラブ推薦の奨学生「森下真由美」さんのバックアップを続行中です。
(10)社会奉仕委員会;12月疾病問題啓発のため青少年を対象に「エイズ講演会」を府立岸和田高校の1年生を対象に開催しました。
そして、今後の計画は以下の通りです。
(1) 久米田池周辺清掃奉仕活動に参加する。
(2)岸和田図書館の岸和田北ロータリー文庫へCD寄贈と指定広告掲載に協力する。
(3)神於山保全管理委員会による植樹保全活動を行う
(4)その他、必要とされる援助は慎重に審議のうえ協力、参加する。
ところで、国際ロータリーニュース2011年12月21日の「トップ5」の筆頭話題は以下のとおりでした。
1.東日本大震災 3月11日に発生した大地震と津波の後、世界中のクラブや地区が支援活動に乗り出しました。日本史上で最大とされるマグニチュード9.0の地震による津波は、東日本沿岸地域を中心に甚大な被害をもたらしました。
その後、長期復興支援を目的とした「ロータリー日本地震災害復興基金」が設置され、6億米ドルが集まりました。また、基金を管理する委員会が日本に設置され、資金の配分、プロジェクトの監督と報告、適切な資金管理を担当しています。現在までに、4,000万ドルの資金が同基金から拠出され、10件のプロジェクトが完了しました。
これに加えて、国際親善奨学生である大久保美紀さんによるパリでの被災者支援コンサートなど、世界各地でクラブや地区による支援活動が行われています。
ロータリークラブ関係者の心温まる活躍に他者を思いやる第1モットー「超我の奉仕」の大力を強烈に感じました。
論語読みである私が、「仁と道」に著された「忠恕」を信奉したい訳は、次の一文にあります。すなわち、
子貢問曰、有一言而可以終身行之者乎。子曰、其恕乎。己所不欲、勿施於人。
子貢問いて曰く、一言にしてもって終身、これを行うべきものあるかと。子曰く、其れ恕か。己の欲せざる所人に施すとこと勿れと。
これは、まさしく黄金率です。人間社会で争いを排除し、調和させる根本です。
孔子が最高の徳と考えたものは「仁」の一字であります。仁とは、「人間らしいこと」であり、「愛」であると考えられます。この愛を高めて最高の徳にまで仕上げたものが「仁」であると言います。この哲学で人間性を磨きたいものです。
アーサー・フレデリック・シェルドンは、ロータリーの第2モットーとして信奉されている「He profits most who serves best」を、ロータリー職業奉仕理念として提唱しました。現世的利得、言い換えれば現世ご利益を奉仕行為から理念解析し哲学まで高めたのではないでしょうか。短い言葉で一括りに出来ない職業奉仕理念の理解を深めるために、「ロータリーの源流の会」会長にして、2680地区パストガバナー田中 毅様に講演招請をお願いしました。浅学非才の若輩者の唐突な招請にも拘わらず快くお受け頂きました。心より感謝致します。
本日の講演テーマは「職業奉仕の源流を探る」です。
ご高話を皆様とともに講演時間に拝聴させて頂きます。ご静聴の程よろしくご協力をお願い申し上げます。 |