岸和田東ロータリークラブ 国際ロータリークラブ第2640地区
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委員会活動

 『 ロータリー 3分間情報 』 情報・規定委員会
谷川 泉 副委員長

 ロータリーの友、2012年1月号にRI戦略計画委員、南園義一氏の“「長期計画」から「戦略計画」へ”という記事が掲載されていました。
 RIは、従来使用されてきた「RI長期計画」の日本語訳を2011年11月より「RI戦略計画」に変更したという報告です。
 理由は、元来「RI長期計画」の英語の原文は「Strategic Plan」であるから原文通り翻訳すれば「RI戦略計画」になるとのことです。これは、戦後の社会的な背景とその影響によるものとRI日本語課の説明です。実質的な内容の変更はないということです。
 ロータリーは常に時代に即した多種多様な活動を展開していかねばならない。未来像に「柔軟性と刷新性のある活力のあるクラブ」が理想とされています。ロータリー活動において「親睦」「奉仕」「多様性」「高潔性」「リーダーシップ」という5つの価値観はロータリーの真髄であり、ロータリー活動の原点はクラブにあると述べております。
 RI戦略計画の「クラブの刷新性と柔軟性を育てる」という目標を支えるため、RI理事会は会員種類とクラブの運営のほかの選択肢を与えることによって、会員の活動と参加、会員増強と維持、会員の多様性、社会奉仕/国際奉仕の増加、ロータリー財団への支援の増加、などについて全体的なクラブの効率に対してどのような影響があるかを調べ検討することとなったそうです。そこで、RIは試験的にパイロットクラブを提案し、クラブ会員の入会や活動を革新的にしかも柔軟にするよう強調しました。現在、全世界で100クラブの試験クラブが活動していますが、日本のクラブでは、準会員5クラブ、法人会員2クラブ、衛星クラブ1クラブ、E−クラブは2クラブが活動を始めております。このことを私は今回初めて知りました。
 ロータリーの6つの重点項目もありますが、試験的プログラムについて少しばかり紹介させて頂きます。

衛星クラブ試験的プログラム

 参加クラブは、週のあいだに異なる曜日、場所、時間を設定して、1週間に複数の例会を行うことができます。

法人会員試験的プログラム

 定められた入会承認手続を通じて、クラブの所在地域にある法人や会社がロータリー・クラブの会員となることを認めるものです。これらの法人や会社は、クラブの例会に出席する人物を最高4名まで指定し、プロジェクトでの奉仕やクラブの事柄に関する投票を行い、クラブ役員やクラブ委員会の任に当たることができます。

準会員試験的プログラム

 準会員となる人は、一定期間内に正会員になることを視野に、ロータリー・クラブや会員と親交を結び、プログラムやプロジェクトに参加し、クラブ会員にどのようなことが期待されるのかを知ることができます。

革新性と柔軟性のあるロータリー・クラブ試験的プログラム

 参加クラブは、クラブ会員と地域のニーズに適したクラブ運営を独自に決定することができます。クラブは標準ロータリー・クラブ定款とロータリー・クラブ細則に変更を加える許可が与えられますが、RI人頭分担金の要件に変更を加えることはできません。
 この「RI戦略計画」は「財団の未来の夢計画」とともに、将来へ向けてますます重要な活動指針となり、両者は将来、機能的に統合されて、統一化されていくことになると述べられています。

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