岸和田東ロータリークラブ 国際ロータリークラブ第2640地区
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委員会活動

 『 ロータリー3分間情報 』 情報・規定委員会
坂東桂子 委員


 ロータリーは社会奉仕をする団体と一般的には受け取られていますが、社会奉仕を第1目的とする団体ではありません。第1目的は職業奉仕です。社会奉仕は職業奉仕の理想を広く社会生活に展開したもので、職業によってもたらされた利益を地域社会に還元する理念です。指導力と影響力が大きいロータリアンに、それぞれの社会生活の分野で、奉仕を行って欲しい。よりよい社会をつくる地域のリーダーになって欲しい。その為にクラブは社会奉仕の訓練の場、練習の場、勉強の場を提供するのです。そこには、ロータリーの奉仕の基本的な考え方があります、集団行動よりも個人の行動に重点を置くという、理念です。
 この主旨でロータリーの活動を見渡しますと様々の事がうなずけられます。
 まず役員の一年毎の交代の点ですが、役員交代を行って全会員がいろいろな勉強の機会に恵まれるようになっています。団体であれば最も適任の人に3−4年任せれば大変効率が良いのですが、わざわざ非効率な事をしています。
 次にロータリーの奉仕は外部から見ると小規模ですが、この点も先程の目的を考えると納得がいきます。先ず、自らがやってみる、実践する事が大切とされています。訓練の場所だからです。多額の寄付を目的とするものでありません。地域社会の欠陥や奉仕の必要なところを探求して、その解決に、お金ではなく行動で、叡智をもって取り組むのがロータリーです。価値があるが注目されてない所に光をあてる。例えば老人ホームに寄付を行うとしても現状を勉強して、何を地域社会に訴えるか、改善したいのはどこかという深い意識を持って行う事が大切です。関心を求めるために行動し、キャンペーンや寄付を行うのです。
そういう意味で先日の岸和田ロータリーが行いました、吹奏楽の演奏会は素晴らしいものであったと私は感じました。



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