『 トピック 』 |
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【 10月度 会員誕生日 】
加藤寿昭/西野公朗/木村真教/辻林一郎 各会員
【 米山奨学生 10月分奨学金 】
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『 私の四年間の軌跡 』 |
ロータリー米山奨学生
パンアヌク−ン・アヌパン様 |
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私は、日本にきて早いものでもう4年になります。初めは国費留学生として、日本語学校で日本語の基礎を学び、その後専門学校へ行き、大阪芸術大学3年次編入と必ずしも平坦な道のりではありませんでしたが、その間に色んな人に本当にお世話になってここまで来れて今の自分があると思っています。来日当初は会話の問題に非常に困ってたくさんの困難な事に直面もしましたが、沢山の人達の支えと持ち前の逆境に強い精神でここまで来れました。私が思うに、すべての日本における生活の始まりは振り返れば、やはり会話であると思っています。その面では日本語学校の先生方には日本における生活の初心を教えていただき、感謝しています。そしてテレビなどの?体を通じて、沢山の日本人の友人との会話、それによってより生の日本語を学んでいく努力を常に自分なりに心がけながら頑張ってきました。そして幸運にもロータリー米山奨学生に選ばれ、私の日本での生活をサポートしていただき、関係者各位に対しても改めて感謝の気持ちでいっぱいでございます。いつまでもこの感謝の気持ちを忘れずに、日々精進していく心がけを忘れないようにしていきたいです。
それに対する自分なりの試みとして、私は大好きな音楽というキーワードで表わしたいと考えました。母国タイでも、趣味としてずっとギターをやっていましたので、なんとか気持ちを作品に反映して、皆様に届けたいと思い、このプロジェクトを思いつきました。わたしの日本人の友達にバンドを組んでドラマーとして活動している人がいて、その人にこの話を持ちかけたところ快く快諾してもらい、と同時に、私の日本留学生活における感謝の気持ちが、音符となって譜面上に強く表していきたい気持ちがより強くなりました。やるからには、手抜きせずに、思いのたけをすべてぶつけてみたいと思っています。作詞(すべて日本語です)作曲はもちろんの事、編曲に至るまですべて自分の力で作品を完成させて、友達のバンドメンバーの協力を得て、音作りの作業に入っていきます。皆様にきっと私の感謝の思い全てが伝わるものと信じて頑張っています。
最近、久しぶりに母国タイに一時帰国しました。そして、改めて色々自分なりに将来の事も含めゆっくり考える貴重な時間を得ました。今の日本における留学という恵まれたチャンス、たくさんの人たちのサポート等々、そこから自分のこれからのルーツについて深く自分なりに吟味して考えました。色々なことが見えてきましたが、やはり一番心にいつも思うことは、支えてくれている人たちへどのように自分なりに恩返しをしていくか…という事です。それはやっぱり、必ず自分の専門分野において幅広く活動して、私の頑張っている近況やそれに伴う成果をいかにうまく発揮できて、モノにしていけるかという事と思っています。よくみなさんが言われる両国の架け橋になるといった感じですが、私としては、架け橋はもちろんの事、それ以上の成果を挙げていきたいと常に思い、心に持ち続けています。それによって、これからの自分に対するモチベーションも上がってきて、相乗効果で頑張っていきたいです。
幼少の頃、私の父親は建設会社で働いているのですが、父親はよく現場によく連れて行ってくれました。そこで実際の建築現場を見て橋が作られる様子やビルが出来ていく様子は、子供ながらに興奮した事を今でも覚えています。そうしているうちに建築にだんだん興味を持ち始めました。主に建築や都市計画に興味がある私は、建築自習などを通じて建築物や都市のデザインを磨き、より良い生活環境を創り出す生活の器としての建築の勉強に日々取り組んできました。そして高校の時に、一ヶ月短期留学のチャンスがあって大阪に来ました。そのときに、京都の街並みを見て回りましたが、そのデザインや外観は美しいだけでなく機能性も兼ね備えたものであり、建築や都市計画に興味がある私にとっては、大変斬新なモノを発見したような感じでした。そのような経緯から、日本の独特なデザインに、ふつふつと興味を抱いたのを昨日の事のように覚えています。
私は大学卒業後は、学習してきたことをベースにしながら、数年間日本で研修し、日本で社会生活を送ることでよりたくさんの日本人と触れ合い、文化や社会生活を深く理解していきたいと思っています。その後は母国タイに帰国し、日本でたくさんの人にお世話になり、素晴らしく良い経験をさせていただいた恩返しを常に念頭に置きながら、私と同様に留学にきた学生の支援や日本で学んだ建築の知識をフルに生かし、また国際交流にも十分に力を注ぎ、必ず成果を出せる人材になりたいと思います。
【米山記念奨学会“シンボルマーク”について】
重なり合うハートは「ロータリアン」と「奨学生」を表しています。
外国人留学生の支援・交流を通じ、国を超えた絆や信頼関係を築き、やがて、一人ひとりの胸に世界平和を願う"心" を育てるという、事業創設の願いが込められています。
手は、そうした"心"を生み出すと同時に、当事業がロータリアンの手で支えられていることを示しています。
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『 米山月間にちなんで 』 |
米山奨学委員会
西村良一 委員長 |
DVD鑑賞 「心つないで、世界へ〜ロータリー米山記念奨学会の学友たち〜」
(岸和田東RC事務局保管)
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