岸和田東ロータリークラブ 国際ロータリークラブ第2640地区
2007〜2008年度RIテーマ
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例会より
制作:資料管理・OA委員会

〜会長の時間1月〜

 2010年1月8日
 新年明けましておめでとうございます。昨年は皆様方のおかげを持ちまして半年を終える事ができました。ありがとうございます。
 また1月は、ロータリー理解推進月間です。ロータリーで大事なことが3つあります。
 第一は、ロータリーは奉仕活動を行なうに当って、各クラブが自主権を持つと言う事、RIは如何なるクラブに対しても奉仕活動を命令したり、禁止したりする事は絶対にしてはならないと言う原則です。RI地区クラブと言う組織があるが決して上下関係でなく、各クラブの活動を決めるのはあくまでもクラブが自主的判断によるものです。このことは、ロータリー100年余りの歴史の中でも重要な文書の1つである決議23−34に明記されてあります。
 第二は、寛容の精神です。相手の善意を信ずる心だと思います。寛容の精神こそロータリーが目指す友愛と親睦であります。
 第三は、社会奉仕や国際奉仕の分野で多くの成果を挙げてきました。ポリオ撲滅の取組は人類に対する大きな貢献です。またロータリーの唯一の目的は職業の基礎に奉仕の理想をおく職業奉仕、自分の職業の倫理性を高め、それに通じて広く世の中に貢献すると言うことです。

 2010年1月15日
 ロータリークラブのあり方は人によって考え方が違うのは当たり前のことで、ロータリーとして一つにまとまるそれが寛容の精神、相手の善意を信ずる心だと思います。寛容の精神こそロータリーが目指すロータリーの原点ではないでしょうか。ロータリーの基本にサーヴィスがあります。サーヴィスは奉仕と訳されておりますが、奉仕とは概念が同じではありません。サーヴィスを唱えたのは、アーサー・フレデリック・シェルドンです。シェルドンの考えは、サーヴィスというのは世のため人のためになる、同時に事業を繁栄させる、そして本人の幸せにも至る道である、それが彼の考えであります。我々ロータリークラブ、そしてロータリアン自信がロータリーの原点に戻す。ロータリーの基本に戻らなければいけない。ロータリーの基本をおろそかにするとロータリーは弱体化いたします。ロータリーにはすばらしいビジネスの繁栄と四つのテストがあります。この目的を達成する原動力に四大奉仕があるのです。これこそがクラブと地域社会に貢献できるのではないでしょうか。現実には今は会員の減少や例会の出席率の低迷などクラブでよく聞かれますが、ロータリアン自身のモラルではないでしょうか。例会の日時は決まっております。もし、どうしても出席できなければメイキャップという事もできます。会員の減少は会員自身がその様にしているのではないでしょうか。ロータリー活動全般にわたって基本理念、奉仕哲学が決議23・34手続要覧の社会奉仕の部で書かれております。1923年の決議23・34ではロータリー奉仕は何かという事、内容は6条にわかれており、指針が7項目に示されております。私が重要視するのは、第1条ロータリーの思想であり、第1条を要約すれば、ロータリーは利己の心(自分を最優先に使と思う心)と利己の心(他人のために尽そうと思う心)であります。この二つの意味するところは人道的奉仕活動、つまり社会奉仕だけがロータリーではなく、また職業奉仕だけがロータリーでもないのです。それぞれが互いに協力しあいながら活動するのがロータリーであり、クラブではないでしょうか。

 2010年1月22日
 1月17日は阪神淡路大震災から15年目になりました。先日、被災地神戸市では各地で追悼行事が開かれ、災害による犠牲者の冥福をいのり命の大切さ教訓を伝えようと被災者らは思いを新たにし、復興の陰で震災の後遺症を抱えた暮らしも続く中「犠牲者になった友の分まで生きる」と1人ひとりが決意を口にし、神戸東遊園地では亡き人を悼む竹灯籠が並んだ前で5時46分に8000人の人々が黙とうし、手を合わせておりました。大事な事は今、生きていて良かったと思える気持ちを、子供達に命の大切さを伝えたいと言うことです。我々もいつおこるかわからない災害に備えが大事です。クラブでは1月24日、日帰り旅行があります。親睦委員会・社会奉仕委員会は地区での要請事項でもあり、防災対策として共同で神戸「人と防災未来センター」を見学し、今後の災害防止に役に立てればと企画しております。多数の方が参加されますように、あなたの行動はクラブを繁栄させ常に誠を尽すこと、それが会員の幸せにつながる。

 2010年1月29日

例会出席の意義 “ロータリーの例会は人生の道場”
 
 ロータリー・ライフにおける親睦の第一歩は先ず、毎週必ず例会に出席することから始まります。入会前のインフォメーションで(1)ホームクラブに半期30%以上出席 (2)メークアップを含めて半期50%以上出席 (3)連続4回欠席してはならないという出席規定を聞いていたとしても、その条件はひとまずご破算にもどして、(1)ホームクラブに毎週必ず出席する (2)どうしてもホームクラブに出席できないときは、必ずメークアップをすると再入力し直す必要があります。
 この規約は、会員身分を保証するための最低条件に過ぎず、ロータリー運動が望んでいる会員像は、毎例会、欠かさずホームクラブに出席してくるロータリアンの姿だからです。
 例会の目的は、職業上の発想の交換を通じて、分かち合いの精神による事業の永続性を学び、友情を深め、自己改善を図ることにあり、その結果として奉仕の心が育まれてくるのです。自己改善は終生続けられなければなりませんからロータリアンには定年はないし、ロータリー運動には終結もありません。これが例会出席がロータリー・ライフの前提となる所以なのです。米山梅吉は「ロータリーの例会は人生の道場」語っています。
 お互いが切磋琢磨して自己研鑽に励む貴重な修練の場でなければなりませんから、例会運営に当たる者は、事業に従事すべき貴重な時間を割いて例会に参加する会員に、それに値するメリットを与える義務があります。限られた時間の中で、如何に有益な情報を効果的に提供するかを真剣に考えて、実行しなければなりません。会長の時間、議事、各種の報告、卓話、そのひとつひとつがロータリー運動の質を高め、参加者の心に深い感銘を与える内容であってこそ、初めて例会出席の意義が満たされるのです。

近畿大学泉州高校インターアクトクラブに代わる
新インターアクトクラブの提唱について


 近畿大学泉州高校インターアクトクラブは、岸和田東ロータリークラブの提唱により、創立されました。1985年・昭和60年6月15日の創立総会を経て同8月24日に認証状伝達式が挙行されています。以来25年の歴史を積み重ねてまいりましたが、本年3月に終結されることになりました。この間当クラブを提唱クラブとして、地域社会奉仕・国際理解を目標に活動してまいりました。インターアクター達は、ロータリアンから直接の助言や社会人に混じって行う奉仕の体験を積み重ねることにより着実に成長していきました。また、これらの体験は将来への貴重な財産になったことと思います。
 国際ロータリーのインターアクトに関する方針声明では
 まず第1として、「インターアクトプログラムは国際ロータリーが推進し、かつ創造したもので、国際ロータリー活動の一つである。」と唱えられ、
 第2として、「インターアクトクラブはロータリークラブ提唱の青少年団体であり、その活動目的は奉仕と国際理解に貢献する世界的友好精神の中で共に活動する機会を青少年に与えることである。」
 第3として「インターアクトクラブが学校関係である場合、提唱ロータリークラブは当該学校の定める全学生団体課外活動に関する規定と同一の方針に従うべきものであり、学校の完全な協力のもとに当該インターアクトクラブを指導、監修する。」と規定されています。
 インターアクトプログラムは「奉仕に関心を持つ将来性の豊かな青少年」を指導する機会をロータリアンに与えてくれます。インターアクトクラブの結成はロータリークラブが地域社会で実践できる活動の中で最も報いの大きい活動の一つといわれております。なぜならば、インターアクトクラブはロータリーの家族の重要な一員とされ、自主自立の組織ではありますが、提唱クラブからの助言を受けて活動するからです。近畿泉州高校インターアクトクラブは当クラブの奉仕活動の継続的な財産でありました。このたびの終結にあたり、この財産が失われることのないよう、新しい提唱クラブを模索しているところであります。会員の皆様のインターアクトプログラムに対するご理解とご協力をよろしくお願い致します。