岸和田東ロータリークラブ 国際ロータリークラブ第2640地区
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制作:資料管理・OA委員会
 

第1573回例会 10月31日(金)

  『 ニコニコリクエスト 』 谷 口  徹 会員

リクエスト曲 : お江戸日本橋

私の幼少時、防空壕の中で爆音を聞き、本当にこわかった。そんな時いつも母親がくりかえし歌ってくれたのが、「お江戸日本橋」でした。不思議と安心感が生まれたことを思い出します。


  『ロータリーの職業観と倫理観』   浜 中 雄 二 会員

  ロータリーは一業種一人という職業分類によって選ばれその業界を代表する職業人としての誇りがあります。奉仕とは、自分の財産・時間・労力を犠牲にして他人のために良いことをすると解釈されていますが、ロータリーの職業奉仕は自分の職業に適正な利潤を得て、自分の職業を通じて社会のために盡すこと、そのために自分の職業を成功させることが必要です。言葉を変えれば単に自己の職業活動に打ち込むことや利益を無視してサービスすることでもない。Serviceの心と実践があるからこそ事業の安定と発展があり、適正な利潤が得られる。Serviceが出来るという前提に立って自分の職業活動に関連する全ての人々と利益を分かち合いながら事業を営めば精神的にも物質的にも最高のprofitsを得られることを自分の職場を実例として証明することである。そのために日々普遍的に行う職業活動をロータリーでは、職業奉仕と呼んでいる。

○シェルドンの He profit most who serves best
 (最もよく奉仕するもの最もよく酬われる)

○コリンズの service above self (超我の奉仕)

○ハーバード・テイラーのThe four way test (四つのテスト)

この標語は、今もロータリーの哲学として遵守されている。
 2005〜2006年度RI会長のステンハマーがターゲットに“service above self”を掲げられたことは現在の世情を深く考えたからでしょう。
 ポールハリス他3人が1905年2月23日ロータリー誕生の時、シカゴRCの定款は会員同士の事業上の利益の向上と社交クラブとしての親睦というエゴイズムであったが、ドナルドカーターが入会をすすめられ、会員だけの利益を優先するクラブに魅力はないと断ったことからロータリー以外の人達にも利益を生むことが検討され、その後の奉仕の概念導入に発展したことは100年余にわたるロータリアンの優れた知恵の賜物である。
 1915年7月19〜23日サンフランシスコのロータリー国際連合会第6回年次大会で採択された職業倫理基準の成文化「全分野の職業人を対象とするロータリー倫理訓」は画期的であり、第11条“すべての人にせられんと思うことは人にもその通りせよ”に対する反発が強く時代と共にその姿を変えていく。現在1989年規定審議会制定の“職業宣言”がかろうじて生きている。ロータリーの定款第4条、有益な事業・事業の道徳が強調されていることをわすれないでほしい。私達、医師にも1951年制定された医師の“職業倫理指針”は進歩する医療内容と共に変遷していることも肝に命じて日々精進したい。また、この言葉は世界中の政治家・官僚・企業人に送り届けたい。