委員会活動
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『「ロータリーの友」3月号 読みどころ』 |
雑誌・広報委員会
夏 原 晃 子 副委員長 |
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表紙 寒桜とメジロが春がすぐそこだと知らせています。
風もなく 椿ゆるがす 目白来て 晁児
もう一面はエジプトの紅海の無数に泳ぐキンギョハナダイの群れです。まるで海に赤い花びらが散っているようです。
横組み
P1.RI会長メッセージ
ロータリーとゲイツ財団でポリオ撲滅の取り組みについて努力を続けなければならない。
P5〜9.3月は識字率向上月間です。
P7の下から2行目からP8の下から11行目までタイのラストガバナーのサオワラツ・ラタナビッチ氏の文章ですが、
第1.「基本的識字」
第2「機能的識字」
第3「コンピューター識字」
が大切なツールとしての識字として上げられていますが、益々英語偏重になる世界のどこかで毎年いくつかの民族の持つ、固有の言語が失われている事にも意識したいと思います。固有の言語は固有の文化でもあるのですから。
P9下から9行目から終りまで。
ロータリーが子供に本を贈るプロジェクトもいいが、それだけでなくまず本を読める様にする事が先だと言われていますが、私は本を贈る事によって、見たい、読みたいという気持ちから文字を知りたい、と思う方が単にプログラムとしての識字より興味が持続するのではないかとも思うのですが。まず行動からですね、ここでも。
「友」2月号P37〜44(GLOBAL OUTLOOK)まで識字率向上に取り組むCLE特集と合わせてお読みになって下さい。
岸和田市でも以前からBOOK1stというプロジェクトがありますが、せっかくの本をもらって下さらない方も多いとか、何かいい方法を考えたいものです。
P14〜21.次年度国際ロータリー会長で初めてのスコットランド出身のジョン・ケニー氏の抱負です。
P14の左、ケニー氏は奉仕する栄誉を認識し、任務の尊厳と“地に足を着ける”ことを目指すと話されています。P15の写真がそれをよく表わしていますね。
P17の右下、「私達はみな〜責任は私達一人ひとりの肩にかかっています。」
P19の右、「私達の住む世界は〜充実したクラブとなれるのです。」
P20の中、職業奉仕がロータリーの基盤で「職業奉仕部門の旅は、人生行路のようなものです。〜無限の可能性に気付かせてくれるのです。」
その他、心に響き初心にかえる重みのある発言の最後に「ロータリーの未来はあなたの手の中にあります」で結ばれています。
P22〜23「ゲイツ財団、ポリオのない世界への道」
その他いろいろ地区のロータリアンの活動が心強いです。その中でP38・39の地区だよりの「コウノトリプロジェクト」の“展望はついに開けたのだ!”まで一気に読みました。
縦組み
P2〜6.まで皆様はどうお読みになりましたか?
前頭前野をきたえるには大いに賛成ですが、P6(英語と同じロジックの日本語を教えてほしい)に私は疑問を感じます。日本の古典文学のなりたちを考えても言語は固有の文化だと思いますから。
ここ何回か、RIに対しての疑問が寄せられている「言いたい、聞きたい」が目立ちます。その中で大切な事は既に先達等が喝破されている通り、「親睦(Fellowship)と職業奉仕(Vocational Service)」の二つがロータリーの原点であるとくり返さなくてはならない事態があるからでしょうか。
他にも、各クラブの活動に目をみはるものも多いです。今号は読みごたえのある3月号ですが、我が岸和田東RCのメンバーの皆様は、どんな風に読まれましたか?お教え下さい。 |
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